トヨタ「2000GT」の24金&1/42スケールが登場。価格は驚異の約130万円

2020-05-26

愛知県名古屋市の松坂屋名古屋店にて開催された「黄金の世界展」に、ミニチュアモデルでおまけに24金仕様のトヨタ「2000GT」が登場。
「黄金の世界展」では、金仏具をはじめとした金工芸品や日常品が多数揃えられ、その数は約2,000点にも及ぶとのことで、今回の注目商品には、誕生50周年と”2,000″点にも掛けてトヨタ「2000GT」の24金ミニチュアモデルが公開されました。

トヨタ「2000GT」と言えば、トヨタとヤマハ発動機の共同開発により誕生し、更にはヤマハ発動機への生産委託により1967年から1970年まで”トヨタブランド”として生産されたスポーツモデルとなります。
モデルとしては、排気量2.0L 3M型直列6気筒DOHCエンジンを搭載(最高出力150ps/6,600rpm、最大トルク177Nm/5,000rpm)する「MF10型」と、次期型となる排気量2.3L 2M-B型直列6気筒OHCエンジンを搭載(最高出力140ps/5,800rpm、最大トルク201Nm/3,800rpm)の「MF12L型」をラインナップ。


当時開発された「2000GT」のエンジンは、ヤマハにより製造された(つまりは、トヨタがヤマハに製造を丸投げした)という誤解が広がっていましたが、実際のところは、当時トヨタ「クラウン」に採用されたM型直列6気筒4ストロークエンジンをベースとし、ここにヤマハが生産したDOHCヘッドを装備した、”正真正銘の共同開発エンジン”として誕生していました。
そんな、「2000GT」は当時の新車販売価格としては約238万円で、当時の高級モデル「クラウン」が2台、「カローラ」が6台も購入できてしまう程に超高額モデル(現在で言えば約1,500万円~2,000万円)でした。
※ちなみに現在では、相当なプレミア価値が付き約1億円にて取引される程。

そんな人気の高い「2000GT」を(サイズは小さいですが…)最小クラスの「Sバージョン」となる、質量45g、全長10.0cm×全幅4.0cm×全高2.5cmの1/42スケールと、ミドルクラスの「Mバージョン」で質量120g、全長15.3cm×全幅4.1cm×全高6.0cmの1/28スケールの2種類をラインナップ。
価格については、ケース付きで約130万円から販売されるとのことです。

Reference:motor1.com

いずれは「2000GT」の後継モデルも登場する?
関連記事:期待薄めの奇怪情報。トヨタ「2000GT」の後継モデルが東京モーターショーに登場?デザインはフェラーリ「812スーパーファスト」(2017/10/12投稿)

今月末より開催予定となっている東京モーターショー2017にて、トヨタとBMWが共同開発を進める新型「スープラ」の登場の可能性が低くなり(後ろ倒し)、その一方でなぜかトヨタの2シータスポーツクーペ「2000GT」の後継モデルと思わしき個体が登場するかも?という奇怪情報が浮上。
もちろん、「2000GT」に関する出展情報はこれまで何一つ公開されてこなかったため、同モーターショーにて登場する可能性も限りなく低いものの、何故か予想レンダリング画像が既に公開されており、スタイリングとしてもフロントマウントモデルとなるGTスポーツ風にデザイン化され、いかにもスーパーカーチックに表現されているところを見ると不思議と登場することの期待が高まる方向に。

細かく確認していくと、まず車体のスタイリングはフェラーリ「812スーパーファスト」をベースとしたフロントマウントのGTスポーツ。
フロントグリルはT字がデザインされた樹脂グリルとなっており、ロアバンパーからエアインテークにかけてメッキ加飾のラインアクセントを付与。
ホイールデザインも完全に「812スーパーファスト」で、いくら予想レンダリングとは言っても、ここまで酷似したモデルはさすがに登場してほしくないというのが正直なところ。

なお、予想されているパワートレインは、BMW製の排気量3.0L 直列6気筒ターボエンジンが搭載され、最高出力500ps以上を発揮するスーパースポーツモデルとなる可能性が高いとのことです。