デトロイトMSにて、韓国・起亜が何やらクールなフォルテ・セダンコンセプトを発表

2020-05-27

来週より開催予定のアメリカ・デトロイトモーターショー2018にて、韓国・起亜が新たなセダンモデル「フォルテ・セダンコンセプト」を発表することがわかりました。
今回「フォルテ・セダン」のティーザー画像も併せて公開されていますが、元々は2012年に「フォルテ」として導入された中型セダン/クーペ/ハッチバックをラインナップした派生モデルで、2018年をもってフルモデルチェンジ(そして一旦はセダンタイプのみ公開)を果たすこととなります。


そんな全く新しい「フォルテ・セダン」ですが、現モデル「スティンガー」のキャブフォワード設計のスケールダウンバージョンとなります。
外観としては、起亜のシンボルともいえるBMWのキドニーグリルに酷似したタイガー・ノーズグリル、アグレッシブなダクトを設けたフロントバンパー、シャープなフロントヘッドライトが何ともクール。

関連記事:禁断の組合わせ。BMW「4シリーズ」&韓国・起亜「スティンガー」を比較してみた(2018/1/1投稿)

リヤエンドにおいては、どことなく某ドイツ車メーカに見えなくもないですが、複雑なラインを描くリヤテールランプやデルタ形状のリヤダクト、そしてシンプルな片側一本出しマフラが配置され、全体的にスポーティでありながらもラグジュアリー感も演出。

インテリアは、フラットなダッシュボードとコンパクトにまとめられたセンターコンソール等、シンプルではありながらも少々チープ感もあるように思えますね。
この辺りはデトロイトモーターショーにて、どのようなインテリアデザインを持つのか気になるところです。
今回は、「フォルテ・セダン」として登場することが確定していますが、今後は前モデル同様に2ドアクーペや5ドアハッチバックモデルもラインアップするかもしれないとのことです。

Reference:CARSCOOPS

起亜は「スティンガー」や「フォルテ」以外にもこんなモデルを発表していた!
関連記事:これは美しい、でも・・・韓国・起亜のコンセプトモデル「プロ・シード(Pro_Cee’d)」が遂にプレビュー(2017/9/8投稿)


韓国の自動車メーカである起亜のデザイナーが、今月開催予定となっているフランクフルトモーターショー2017に向けて、最新コンセプトモデル「Pro_Cee’d(プロ・シード)」を発表する可能性がある、という記事を公開しましたが、今回新たにコンセプトモデルのサイドとフロントのプレビューが像が公開され、正式にフランクフルトモーターショー2017にてワールドプレミアすることがわかりました。

関連記事:韓国・起亜が新たなコンセプトモデル「Cee’d」をプレビュー。メルセデス「CLS」、ポルシェ「パナメーラ」を意識?

今回公開している「プロ・シード」のスタイリングを見てみると、やはりシューティングブレークモデルを採用しており、メルセデスベンツ「CLS」やポルシェ「パナメーラ」を意識したセクシー且つ美しさを持っていますね。
ただ、これについて起亜は「シューティングブレークモデルではない」と否定しており、「どちらかというと”拡張型ホットハッチモデル”だ」と表現(拡張型ハッチがシューティングブレークのような気もしますが…)。

なお、「プロ・シード」のスタイリングを確認していくと、ルーフはフラットではなくリヤハッチに向けて緩やかに流れ、Bピラーレス、短いフロントのオーバーハング、20インチホイール、GTロゴ、独特のデザインキュー、非常に美しいラヴァ・レッドカラーペイント、そして現行モデル「スティンガー」をモチーフにしたフロントエンドを採用しているとのことですが、フロントエンドのグリル部についてはBMWのキドニーグリルが見えてしまうのは少々残念なところ。

ただ、フロントのヘッドライトは何とも個性的な起亜らしさを現した五眼LEDヘッドライトを採用しており、より一層の高級感が見られますね。
パワートレインについては、現時点では不明ながらも、ハイブリッドパワートレインやEVモデルとしての登場の可能性は低いとのことで、もしかすると、以前からテスト車両が捕捉されているジェネシス「G70」に近いV6モデルが登場するのかもしれませんね。