マニア必見!ポルシェ「964シリーズ」12台が一挙にオークションに登場

2020-05-26

今年3月10日より開催予定となっているアメリカ・アメリア島のコンクールデレガンスにて、RM Sotheby’sオークションより究極のポルシェ「964シリーズ」12台が一挙に出品することがわかりました。
ポルシェ「964シリーズ」は911の3代目モデルとして登場し、1989年~1993年に「930」のデザインを踏襲した外観をまといながらも、約80%ものパーツが全く新しいものという手の込んだ手法を採していました。これにより、カレラボディの空気抗力係数となるCd値が0.32と並はずれた空力特性を持ち、空冷エンジン(F6 SOHC 3.6L)搭載の911シリーズとしては最も低い値を誇っていました。


そんな「964シリーズ」の予想落札価格について、1993年最後の年に製造されたモデルが以下のイエローの3台となります。何れも少量生産モデルとなるため、価格は億超えとなります。
一番左から「カレラRS 3.8」が約1.5億円~約1.8億円、真ん中の「RSR 3.8」が約1.4億円~約1.7億円、一番右の「ターボS」が約1.2億円~1.4億円と超高額値が付けられています。

続いては1989年~1994年に製造されたモデルで、上記の3モデルよりもは桁数が一つ少なくなるも、これらのモデルは1台当たり約2,400万円~約3,000万円の予想落札額が付いています。

そして最後は、希少モデル1991年モデルの「カレラカップ」と1994年モデルの「ターボS」モデル。これらモデルの1台当たり約3,000万円~約3,900万円の予想落札額が付いています。

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Reference:CARSCOOPS