まるで不気味な笑顔。フェラーリディーラに謎のカスタムモデル「F12tdf」が展示中

2020-05-26

フランス・パリにて、何とも奇妙な表情を持つフェラーリ・限定モデル「F12tdf」が登場。
この個体は、フロントにエンジンを搭載する「F12ベルリネッタ」のハイパフォーマンスモデルで、世界限定799台のみ製造された希少車種となります。
「F12tdf」のパワートレインは、排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力780ps、最大トルク705Nmを発揮。0-100km/hの加速時間は2.9秒にて到達し、更にはバーチャルショートホイールベースと呼ばれる後輪操舵システムを採用することで、操作性を向上した一台となります。

ちなみに、この個体は昨年の2月からパリのフェラーリディーラにて保管されていた純正車両とのこと。
ボディカラーとしては、ブラックをメインとしフロントグリル周りのフレームにはレッドとホワイトのアクセントが加えられ、まるで厚手の口紅を塗りたくった悪魔のような表情を持っています。


インテリアについても、アルカンターラなのかレザーなのかは不明ですが、オールレッドのコックピットと推測。
ほんのちょっとしたカラーの組合わせだけで印象が大きく変化することはもちろんですが外観だけでなく、内面までも”邪悪”をテーマにしたかのようなデザインは非常に興味深いものがありますね。

 

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こちらは、同じパリにて目撃されたグリジオ・チタンカラーのフェラーリ「812スーパーファスト」。
非常に混雑した街中でのV12サウンドはとにかく目立ちますね。
「812スーパーファスト」は未だ現車を生で見たことはありませんが、今年の春先以降に兵庫県の芦有(ろゆう)ドライブウェイで確認することができるかもしれませんね。


Reference:autoevolution