東京ASにて、無限ホンダが「シビック・タイプR」ベースのチューニングモデル「RC20GT」を発表

2020-05-26

昨日より開催中の東京オートサロン2018にて、日本のチューナーブランド・無限(Mugen)が、ホンダのハイパフォーマンススポーツモデル「シビック・タイプR」のコンセプトモデル「RC20GT」を発表しました。
このモデルは、外観としては「シビック・タイプR」を基本スタイルとして、空力特性はもちろん、エンジン性能や冷却性能も向上させたハードコアモデルとなります。
チューナーブランド・無限曰く、この個体は”アルティメット(究極の)タイプR”とも呼ばれているとのことで、アグレッシブな外観と「RC20GT」ならではのボディキット、まるでアウディのようなシングルフレームグリルに一新、そしてカーボンファイバ製フロントカナードが装着され、いかにもレーシング仕様に仕上げられたデザインとなっています(っというか見た目がシビックに見えない…)。


その他にも、フロントバンパーが全体的にアップデート、スポイラーリップ、フロントフード、こんもりと膨れ出たリヤバンパー、強力なダウンフォースを発生する大型リヤウィングも装着されています。

リヤデザインは現行「シビック」の通り、C形状のリヤテールランプをそのまま採用。
しかし、リヤエキゾーストパイプはセンター3本出しから1本出しへと変更されているところは意外。
よくよく見てみると、大胆にリプレイスされたリヤバンパーはカーボンファイバ製のコンポーネントを使用しており、リヤディフューザーもかなりアグレッシブに変化していますね。


インテリアは、あくまでもコンセプトモデルなので、そこまで力は入れられていないものの、とにかくカーボンだらけ(しかもナイトライダー風にカスタマイズ)。
レーシング向けステアリングホイールやダッシュボード周りも全てカーボンファイバ製となっています。

後席にはロールケージが装着されていますが、実はこう見えて2人用リヤシートも準備されてるんです。
いろんな意味で実用性も加味したハードコアモデルですね。

【「シビック・タイプR」関連記事】
Milltekがホンダ「シビック・タイプR」をカスタム。カラー&エキゾーストスパイスが最高のアクセント【動画有】(2017/10/22投稿)
ホンダ「シビック・タイプR」にエントリーレベルモデルが登場。価格は360万円から、販売は来年スタート(2017/10/12投稿)
ホンダ・新型「シビック・タイプR」見てきた。圧倒的な存在感、完成度はまさにFF最速同然の地位(2017/9/30投稿)
ホンダ「シビック・タイプR」風の芝刈り機が登場。フロントヘッドライトとリヤテールにはLED40個以上も使用(2017/9/11投稿)
ホンダ「シビック・タイプR」に純正パーツが登場。カーボンを取り込んだハードコアスポーツ風に(2017/8/2投稿)

Reference:CARSCOOPS