何だこのナンバープレートは…?台北にて、不思議な「ラ・フェラーリ」が目撃に

2020-05-26

台湾・台北市にて、世界限定499台+1台の「ラ・フェラーリ」が目撃に。
ボディカラーはレッド(ロッソコルサ)とブラックのメリハリを付けたツートンカラーとなっていて、一目見ただけで他の車両とは全く異なる別次元の一台であることがわかります。
パワートレインとしては、排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジンに加えて、F1技術にて培ったHY-KERS(ハイカーズ)システムを搭載したハイブリッドシステムにより、システム総出力は963psを発揮します。トランスミッションは7速デュアルクラッチシステムを採用し、駆動方式は後輪駆動(MR)、0-100km/hの加速時間は2.5秒以下、最高時速は350km/h以上にも及びます。


そんな究極の一台である「ラ・フェラーリ」のナンバープレートが何とも違和感のある表記となっています。
その表記が以下の画像。

ナンバープレート表記の通り、「000 0000」(オール”ゼロ”)となっていますね。
台湾のナンバープレートは、元々アルファベットと数字の組み合わせにより区別されていて、登録地が直轄市(台北市、高雄市)、省(台湾省)、県(福建省の所属の金門県、連江県のみ)単位で記載されますが、省が形骸化していることから、2007年から新ナンバープレートへの変更に伴い、登録地表記が廃止されました。

そのため、今回のような”0(ゼロ)”のみのナンバープレートというのは規定上表記不可と認識していますが、もしかすると左3桁が英語表記の”O(オー)”で、右4桁が数字の”0(ゼロ)”を表記しているのかもしれません。
いずれにしても、全て”0″が並ぶというのは非常に珍しい光景ですし、その車両が「ラ・フェラーリ」というのもまたインパクトが大きいですね。

ちなみに、日本のナンバープレート事情においては、最初の桁が”0″から始まることは無く、そういった場合は”00-12″ではなく”・・-12″という表記となります。
“0”から始まるのは特殊用途番号ので、自衛隊車両や外交官ナンバー用として活用されていますね。

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Reference:AUTOGESPOT