マツダ「RX-8/アテンザ」等が7万台以上の大量リコール。タカタ製エアバッグの不具合有り

2020-05-26

自動車ニュース”Response”の記事より、マツダ・アメリカの「RX-8/アテンザ」等の6車種がリコールを発令。

リコールの内容としては、タカタ製エアバッグのインフレータの不具合によるもので、タカタが米国NHTSAに、同社製エアバッグのインフレータの新たな不具合を届出た模様。
マツダは、ちょうど昨年の1月にも同様のリコールを発令しており、その際にはガス発生剤の吸湿防止が不適切で、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化する場合があるため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損し乗員が負傷するおそれがある、と報告しています。

関連記事:マツダ「RX-8」と「MPV」がリコール。タカタ製エアバッグによる不具合が原因


対象となるのは、2009年~2010年に製造されたマツダ「RX-8」「マツダ6/アテンザ」「CX-7」「CX9」。そして、2013年に製造された「マツダ6/アテンザ」「CX-9」の6車種で、計7万台以上がリコールとなります。

改善措置としては、全車両、助手席エアバッグインフレータを改良品と交換するリコール作業を行うとのことです。

【タカタ製エアバッグリコールの関連記事】
リコールが完了していない車は注意!2018年5月で車検が取れない車が大量続出する?!
トヨタ、レクサス、ホンダが100万台を超える大規模の追加リコール。タカタ製エアバッグに不具合有り(2018/1/12投稿)
三菱「デリカ」等が4万台を超える大規模リコール。タカタ製エアバッグに不具合有り(2017/12/2投稿)
BMWが93車種・8万台超えの大規模リコール。エアバッグ不具合でインフレータ破損の恐れ(2017/10/23投稿)
ジープ「ラングラー」が1万台超えの大量リコール。エアバッグが展開しない恐れ有り(2017/10/21投稿)
ジープ「グランドチェロキー」等がリコール。エアバッグが勝手に展開する恐れ有り(2017/9/9投稿)
ジャガー「XF」等がリコール。助手席エアバッグに不具合有り(2017/8/1投稿)
アウディ「Q5」がリコール。サンルーフフレームの不具合により、カーテンエアバッグが開く恐れ有り(2017/8/1投稿)
命の危険性あり。タカタのエアバッグ問題で270万個が追加リコール。(2017/7/21投稿)
マセラティ「ギブリ」等がリコール。助手席エアバッグ、電動シート配線不備等(2017/6/26投稿)
メルセデスベンツ「CLAシリーズ」等がリコール。エアバッグが展開しない?!(2017/6/15投稿)