「アヴェンタドール」は負けたが?共に1,200馬力までチューンした日産「GT-R」とランボルギーニ「ウラカン」がドラッグレース【動画有】

2020-05-26

先日、日産のスーパースポーツ「GT-R R35」と、ランボルギーニのフラッグシップモデルとなる「アヴェンタドール」がそれぞれ最高出力1,200psまでチューンアップされた状態にてドラッグレースバトルが展開されましたが、その際は圧倒的な大差を付けて日産「GT-R R35」が勝利するという結果に。
今回も、両車共に1,200psまでチューンアップした日産「GT-R R35」とランボルギーニのエントリーモデル「ウラカン」がドラッグレースバトルを実施したわけですが、これがまた意外な結果となりました。

関連記事:共に1,200馬力までチューンした日産「GT-R」とランボルギーニ「アヴェンタドール」がドラッグレース。勝つのは?【動画有】(2018/1/7投稿)


まず、それぞれのパワートレインを確認していくと、日産「GT-R」は排気量3.8L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力550ps→1,200psまでECUセットアップにより出力向上、最大トルクは不明となります。
車体重量は1,740kgと中々の重量感がありますが、パワーウェイトレシオは1.45kg/psと、マクラーレン「720S」よりも優れたスペックを持ちます。

一方のランボルギーニ「ウラカン」は、排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力610ps→1,200psとこちらもECUセットアップによる出力値を向上、ただし、こちらもやはり最大トルクは不明となっています。
車体重量は1,422kgと日産「GT-R」よりも圧倒的に軽く、おまけにパワーウェイトレシオは1.19kg/psと、スーパーカーの中でも圧倒的なパワーバランスを持ったスペックとなります(シャシーもアルミ&カーボンの軽量且つ高剛性のハイブリッドタイプ)。

実際に両車のバトルを確認していくと、加速の立ち上がりはやはりツインターボで高トルクを発揮する日産「GT-R」が一歩突き出しますが、後半の加速の伸びにおいては、やはりパワーウェイトレシオと空力特性に長けた「ウラカン」が驚異的な速さで「GT-R」を突き放していきます。
結果的には、圧倒的な大差を付けて「ウラカン」が勝利することとなり、改めて「ウラカン」のシャシーの完成度や空力特性と加速性能の高さは、「アヴェンタドール」に無い特別な力を宿した1台なのではないかと思います。
しかし、反対にここまで「アヴェンタドール」と全く異なる結果ともなると、フラッグシップモデルとしての立ち位置となる同車の存在感にちょっとした疑問を抱いてしまうのが残念なところではあります。

【1200 HP Lamborghini Huracan LP610-4 GTT VS 1200 HP Nissan GT-R (R35) GTT】

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Reference:autoevolution