すんごい見やすい!ランボルギーニ「ミウラ」から最新「ウルス」までのデザインストーリーを僅か7分の動画にて【動画有】

2020-05-26

ランボルギーニ「ミウラ」から最新モデルの「ウルス」までのデザインを僅か7分以内にまとめた動画が公開。
ランボルギーニの歴史の中でも最もユニークで例外的なモデルも含め、更にはスペックやエンジンサウンドも含めてテンポよく紹介していますが、これがとにかく見やすいのなんの。
今回登場するモデルたちは、ランボルギーニの伝説の始まりでもある1966年の「350GT」から、スーパーカーブームの火付け役となった「カウンタック」、世界一美しいとされる「ミウラ」、そして現代のスーパーカーの世界でもまだまだ活躍する「ムルシエラゴ」や「ガヤルド」、限定モデル「レヴェントン」や「ヴェネーノ」、そして最新モデルとなる「ウルス」や「チェンテナリオ」等、過去から現在にかけてのスーパーカー達を一つ一つ紹介していきます。

まずは、ランボルギーニの始まりともいえる1963年式「350GT」。
ランボルギーニ初の量産車・GTモデルでありながら、今ではまず走っているところ等目撃することは不可能なスーパーカー。
パワートレインは、排気量3.5L V型12気筒エンジンを搭載し、最大出力280psを発揮。最高速にして264km/hまで到達する当時の”本当のスーパーカー”でした。

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続いては、1966年式「400GT 2+2」。
1966年から1968年まで生産されたGTの4シータモデルで、「350GT」と同様にカロッツェリア・トーリング制作の”スーペルレッジェーラ”方式のボディを採用。これは後に、ハイパフォーマンスモデルを意味するスーパーレッジェーラに伝わるモデルの起源となります。
パワートレインとしては、排気量3.9L V型12気筒エンジンを搭載し、最高出力320psを発揮します。


続いても、同年1966年式の「ミウラP400」。
「P400/P400S/P400SV」と様々なグレードが開発・販売された「ミウラ」は、1966年から1973年まで生産された2シータミドシップスポーツモデル。
世界一美しいとされるスーパーカーで、今では最低でも1億円以上の価値を持つ個体となります。
パワートレインは、排気量3.9L V型12気筒エンジンを搭載し、最高出力350psを発揮します。車体重量は超軽量の980kgを実現しながらも、最高時速300km/hにまで上るとんでもないスポーツモデルとなります(とは言いながらも、実測データとしては、「ミウラS」で278km/hという記録に留まっています)。
なお、「ミウラ」という名称は伝説の闘牛牧場ミウラの名にちなんで命名され、ここから闘牛由来の名称がスタートしました。

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続いては、1968年式の「エスパーダ」。
ランボルギーニの4人乗りモデルと言えば、最新モデルとなる「ウルス」やその先代に位置する「LM002」、コンセプトモデル「エストーケ」、「ポルトフィーノ」等が挙げられますが、実は意外と知られていないのが4人乗りモデルの「エスパーダ」(スペイン語で”剣”を意味)。
この個体は、1968年から1978年まで10年間製造された4人乗りGT(グランツーリスモ)モデルで、3ドアのハッチバッククーペデザインでありながらも、「400GT」や「ミウラ」同様に排気量3.9L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力325psを発揮。0-100km/hの加速時間は6.6秒と中々に速く、最高時速は260km/hを実現。
駆動方式は後輪駆動(FR)で、トランスミッションは5速MTと3速ATがラインナップされました。

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続いても、同年1968年式の「イスレロ」。
「イスレロ」と言えば、1968年から1970年に生産されたモデルで、親会社(オーナー)が初代のフェルッチオ・ランボルギーニ。
しかもこの年代には、「イスレロ」以外にも有名な「ミウラ」や「イオタ」「エスパーダ」が登場していた黄金世代でもあります。
この個体は、実はそこまでメジャーな個体では無かったと聞きますが、ランボルギーニとしてはかなり力を入れていたV型12気筒自然吸気エンジンを持つ2+2シートのGTモデルとなります。
旧世代モデルとなる「400GT」を発展させた個体でもあるため、実用性を向上し、更には排気量3.9Lと大排気量エンジンで、最高出力320psを発揮するスペシャルモデル。
もちろん、生産台数は非常に少ない225台で、現在発見されている台数は150台以下。
ちなみに、「イスレロ」という名前は、ランボルギーニの伝統でもある闘牛の名前にちなんでおり、有名な闘牛士であるマニュアル・ロドリゲスを刺殺した最恐の牛でもありますね。

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続いては、1970年式の「ハラマ」。
「ハラマ」は、1970年から1976年に生産された量産モデルで、先代モデルに「イスレロ」を持ち、年間1,000台レベルの生産を予定(実際は328台)していた個体。
そんな「ハラマ」のパワートレインは、排気量3.9L V型12気筒自然吸気エンジンをフロントに搭載し、最高出力350psを発揮。駆動方式は後輪駆動(FR)で、最高時速260km/hにまで到達。
ちなみに、「ハラマ」という名称はスペイン・マドリード郊外にあるハラマ・サーキットが由来となっており、この時期のモデルは意外にも闘牛の名前を由来としない名称が多かったみたいですね。

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続いては、1970年式の「ウラッコ」。
「ウラッコ」は、1973年から1979年に生産されたモデルで、ポルシェ「911」の2+2スポーツカー市場への投入を狙った個体となります。
パワートレインは、排気量2.5L V型8気筒エンジンを搭載し、最高出力220psを発揮。
ちなみに、「ウラッコ」とは”小さな牝牛”を意味しており、ランボルギーニの中でもコンパクトな斜体であったことから「ベイビーランボルギーニ」と呼ばれたほど。
そういったこともあって、エンジンもV12→V8(ランボとしては初のV8エンジン)へとダウンしたのかもしれません。

続いては、1974年式の「カウンタックLP400」。
カウンタックは、1974年から1990年まで生産されたモデルで、1970年代後半から1980年代にかけてスーパーカーブームの火付け役となった貴重な一台。
その見た目の派手さ(現代においても一切色褪せぬデザイン)や、ドアが上に開くスタイル(シザードア)、最高時速300km/hという並外れた公称値が「カウンタック」を一躍有名にした要素でもありました。
パワートレインは、排気量3.9L V型12気筒エンジンを搭載し、最高出力375psを発揮します。
日本では、「カウンタック」という名称で呼ばれ続けてきた個体ですが、実際には「クンタッシ(Countach)」と呼ぶのが正しく、この単語はイタリア北西部ピエモンテ地方の方言で「驚き」を意味しています。

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続いては、1976年式の「シルエット」。
この個体は、1976年から1979年に製造された個体で、先ほどの「ウラッコ」をベースとし、更にはオリジナルのスポイラーと「カウンタックLP400S」に近いオーバーフェンダーを追加したタルガトップの2シータスポーツモデルとなります。
パワートレインは、「ウラッコ」同様に排気量3.0L V型8気筒エンジンを搭載し、最高出力260psを発揮します。

続いては、1981年式の「ジャルパP350」。
この個体は、1981年から1989年に生産された2シータ・ミドシップモデルで、先代モデルとなる「シルエット」をベースにした、フェラーリ「308GTB/GTS」の対抗モデルとなります。ちなみに、この時期に販売されていたランボルギーニと言えば、当時スーパーカーの代名詞とも言われた「カウンタック」でした。
ちなみに、こちらの個体もシルエット同様にタルガトップ式となりますが、フェラーリ「ディーノ」よりもルーフがはるかに重い為、一人での脱着が困難な一台となっています。
なお、パワートレインは排気量3.5L V型8気筒エンジンを搭載し、最高出力255psを発揮します。

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続いては、1986年式の「LM002」。
ランボルギーニ初のオフロード4WDモデルで、1986年から1993年に生産。
厳密に言えば、ミドシップのアメリカ軍向け高機動車のプロトタイプとして「LM001チーター」が製作されていますが、1977年にはサロン・アンテルナショナル・ド・ロトにて「チーター」という名称にて発表されています。
パワートレインは、排気量5.2L V型12気筒エンジンを搭載し、最高出力450psを発揮します。
ちなみに、パッと見は非常に武骨なデザインにも見えますが、じつは内装にはシートやトリムに本革をここぞとばかりに使用していて、エアコンやオーディオ、厚みのあるカーペットを装備するなど、現代のプレミアムSUVの先駆けにもなった一台と言われています。

続いては、1990年式「ディアブロ」。
この個体は、1990年から2001年に製造された個体で、「カウンタック」の後継モデル。
前期型には「カウンタック」同様に折り畳み式のリトラクタブル・ヘッドライトが採用されていましたが、終日ヘッドライト点灯を義務付けられた国や地域が出たために、後記モデルからは日産「フェアレディZ(Z32)」と全く同じ型式のヘッドライト部品を装備することとなります。
そのため、ヘッドライトユニットには”NISSAN”のロゴがあるのですが、ライト上部には眉毛のようなカバーが付けられて隠されていました。
パワートレインは、排気量5.7L V型12気筒エンジンを搭載し、最高出力492psを発揮します。
なお、「ディアブロ」の由来は闘牛の名前からであり、イタリア語で「悪魔」を意味します。

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続いては、2001年式の「ムルシエラゴ」。
こちらの個体、2001年から2010年に生産された個体で、「ディアブロ」の後継モデルとなります。
「ムルシエラゴ」は、ランボルギーニがアウディの傘下に入った後に初めて発売された個体ではあったものの、アウディに買収される以前に設計した「ディアブロ」の構造的特徴を多く引き継いでいることから、完全なるアウディの設計思想に準じた一台ではなかったといわれています。
パワートレインは、排気量6.2L V型12気筒エンジンを搭載し、最高出力580psを発揮します。
なお、「ムルシエラゴ」の名称由来も闘牛からとなっていますが、スペイン語では「コウモリ」とも意味しています。

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続いては、2003年式の「ガヤルド」。
「ガヤルド」は、2003年から2013年に生産された個体で、ランボルギーニがアウディ傘下となって本格的に製造されたエントリーモデルでもあります。
この個体は、ランボルギーニ史上最多となる総生産台数14,022台で生産を終了しており、販売台数も同社史上最多を記録した記念すべき一台でした。
パワートレインは、排気量5.0L V型10気筒エンジンを搭載し、最高出力500psを発揮します。
なお、「ガヤルド」の名称由来は、実は闘牛名ではなく18世紀スペインの闘牛飼育家であるフランシスコ・ガヤルドから取られたと言われています。

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続いては、2008年式の「レヴェントン」。
この個体は、2007年から2009年に世界限定20台しか生産されなかった幻のモデルとなります。
「レヴェントン」は、ベース車両が「ムルシエラゴ」になるものの、そのデザインやスタイリングはステルス戦闘機「F-22」をイメージしており、ボディカラーもステルスカラーをイメージした複雑なマットグレーを採用しています。
ただ、フロントデザインの見た目は、実は後の後継モデル「アヴェンタドール」にも繋がるデザインにもなっていて、さり気なく「アヴェンタドール」のデザインモチーフにもなった”カメムシ”が採用されています。
パワートレインも「ムルシエラゴLP650-4」ベースの、排気量6.5L V型12気筒エンジンを搭載し、最高出力650psを発揮します。
ちなみに、「レヴェントン」という名称も、ドン・ロドリゲス家が所有していた闘牛の名前から取られています。

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続いては、2011年式の「アヴェンタドール」。
今現在も生産を続けているこちらの個体は、「ムルシエラゴ」の後継モデルとして登場し、「レヴェントン」にも記載の通り、デザインは”カメムシ”の外観から着想を得た一台と言われています。
フロントとリヤ周りの意匠については、「レヴェントン」やコンセプトモデルの「エストーケ」と共通性を持たせた一台となっていて、シャシーにはカーボンファイバモノコックを採用しています。
パワートレインは、排気量6.5L V型12気筒エンジンを搭載し、最高出力700psを発揮します。
なお、「アヴェンタドール」の名称は、スペイン・サラゴサの闘牛場において1993年から活躍した雄牛の名にちなんでいます。

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続いては、2011年式の限定モデル「セストエレメント」。
この個体、サーキット専用モデルとして、世界限定20台のみ販売された超希少モデルで、新車価格は驚異の約2.5億円、V型10気筒エンジンを登載しながら、最高出力は578psを発揮する「ガヤルド・スーパーレッジェーラ」の流用モデルとなります。
ちなみに、「セストエレメント」とは、”第6の元素”という意味を持っていて、原子番号6の炭素を意味。同車は、特殊なカーボンとチタン合金といった軽量素材を多用していることにより車体重量は999kgを実現した超軽量車両となります。

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続いては、2013年式の「ヴェネーノ」。
ランボルギーニが、創業50周年を記念して世界限定3台(厳密には4台)のみ製造したアルティメットモデルとなります。
この個体は、ランボルギーニのフラッグシップモデル「アヴェンタドール」をベースとしており、新車販売価格約4億円にて販売された世界一高価なスーパーカーとしても有名で、中古車市場においては、約11億円にて取引されるほど。
パワートレインは、排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力750ps、最大トルク690Nmを発揮します(アヴェンタドールSVと同じスペックですね)。
ちなみに、「ヴェネーノ」はスペイン語で「毒」を意味していて、1914年にスペインのアンダルシアにあるサンルーカル・デ・バラメーダ闘技場にて行われた闘牛のことを指しており、伝説の闘牛士であるホセ・サンチェス・ロドリゲス氏を突き即死させた凶悪な闘牛の名でもあります。

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続いては、2014年式の「ウラカン」。
今現在も生産が続いているこの個体は、「ガヤルド」の後継モデルとして登場。しかも、「ガヤルド」に続いて僅か3年で9,000台を販売するという驚異的な記録持っています。
デザインとしては、非常に尖がってきて、ルーフラインは非常に特徴的だと思いますが、これは日本の折り紙から着想を得ています。
パワートレインは、排気量5.2L V型10気筒エンジンを搭載し、最高出力610psを発揮。
ちなみに、「ウラカン」の名称は1879年のアリカンテにて行われた試合にて活躍したスペインの闘牛から名付けられていますが、一方ではスペイン語でハリケーンも意味しています。

続いては、2016年式の「チェンテナリオ」。
こちらの個体、フラッグシップモデル「アヴェンタドール」をベースとしたスーパーカーで、世界限定40台(クーペ20台、ロードスター20台)のみ製造されたモデル。日本にも1台既にクーペが納車済みとなっています。
パワートレインは、排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力770ps/8,500rpm、最大トルク690Nm/5,500rpmを発揮。車体重量は1,520kgで、トランスミッションは7速セミATを搭載。
ランボルギーニといえば、闘牛を由来とした車体名称がほとんどですが、「チェンテナリオ」はイタリア語で100周年を意味。これは、ランボルギーニが生誕100周年を記念したモデルであることを意味した名称となっています。

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最後は、2018年式の「ウルス」。
ランボルギーニの新たなるSSUVモデルで、同社初のV8ツンターボエンジンを搭載したモデルとなります。
外観については、先代モデルとなる「LM002」からいくつかのインスプレーションを受けており、更には「アヴェンタドール/ウラカン」のように2/3をボディ、1/3をウィンドウといった比率を実現しています。
パワートレインは排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力650ps、最大トルク850Nmを発揮。
0-100km/hの加速時間は3.6秒、最高時速は305km/hまで到達します。今回は、ツインターボモデルが発表されていますが、後々には更なる上位グレードのプラグインハイブリッドモデルもラインナップする模様。

ちなみに、以下動画では、エンジンサウンドも併せて楽しめます。

【The Evolution Of Lamborghini Models (from 1963 – lamborghini urus 2018)】