これは渋い。オランダにて、ヴェロシティ風のマクラーレン「720S」が登場

2020-05-26

オランダにて、何とも珍しいボディカラーのマクラーレン「720S」が登場。
こちらの個体、同社スーパーシリーズ「650S」の後継モデルとして登場し、排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンの新しいユニットを搭載するハイパフォーマンスモデルとなります。
これまで、ホワイトやオレンジ、ブラックといった定番のボディカラーが登場してきた「720S」ですが、今回のようなパープルに近いボディカラーはかなり稀で、パッと見ではMSO部門によって手掛けられた特別仕様車の「720S・ヴェロシティ」にも見えなくもないですね。

関連記事:ドバイでは普通。マクラーレン「720S」を筆頭にポルシェ・フェラーリ・マセラティが集結(2018/1/22投稿)


具体的なボディカラーの名称は不明ですが、レクサスの新カラー”ソニックアゲート”のようなパープルやブラウンの中間色といった印象。
光の加減によって、色味や雰囲気が変化するのは素晴らしいですが、それ以上にとにかく渋い!

ホイールは純正のステルスパッケージ的ものでしょうか。
10スポークのハイグロスブラックに仕上げられた鍛造アルミホイール(ホイールリムにはレッドのディテールアクセント込)に、レッドカラーのブレーキキャリパカバーとカーボンブレーキという組合わせにはシビれるものがあります。

リヤデザインから見る「720S」。
複雑なプレスラインはもちろんですが、パネルごとにパープルやブラウン、そしてブラックといった不思議な色相を表現するボディカラーですね。このカラーオプション代だけで最低でも100万円は発生するかもしれません。

インテリアは意外にもシンプルなブラックを基調とした、レッドとのバイカラー。
ブラックのシートマテリアルはアルカンターラで、レッドはレザーでしょうね。
極太サイドシルはもちろんカーボンファイバ製。センターコンソール周りも恐らくカーボンをふんだんに使っていると思います。

【「720S・ヴェロシティ」の関連記事】
マクラーレンが早速MSO仕様による「720S・ヴェロシティ」を発表(2017/3/9投稿)
これはヤバ過ぎ。MSO仕様のマクラーレン「720S・ヴェロシティ」の実写が公開に(2017/3/12投稿)

Reference:AUTOGESPOT