北海道にて14台以上もの車に線キズが付けられる被害が相次ぐ→それ以前に路駐している車両がほとんどで、メディアはなぜそういったモラル的な要素は取り上げない?【動画有】

2022-06-29

確かに今回の被害は許されない事ではあるが…

2021年5月3日の早朝、北海道・札幌市北区の住宅街にて、車に謎の線キズが付くという被害が相次いでいるとのこと。

その台数は14台以上にも上るとのことですが、一体なぜこのようなトラブルが発生してしまっているのでしょうか?

また線キズはどの程度の大きさになっているのかなどもチェックしていきましょう。


線キズの大きさは数十センチにも及び、板金・塗装じゃないと厳しい模様

こちらが札幌市北区の住宅街に停められていた車両が傷つけられたボディ。

車体はブラックの日産セレナ(Nissan Serena)だと思われますが、確かにリヤフェンダー周りやスライドドアパネルに無数の線キズが付いていて、その線キズの長さは数十センチに上るほど。

いわゆる10円でなぞられたかのような線キズになるわけですが、傷の深さが結構あるためにコーティングなどの磨きで修復することは不可能。

なお被害にあった女性のインタビューによると、5月3日の夜中は特に問題はなかったとのことですが、早朝にはこのような線キズが付いていたとのことで、深夜から早朝にかけて行われた犯行の可能性が高そう。

そもそも路駐は問題ないのか?

ただ、今回被害を受けた車両のほとんどを見ていくと、どうやら自宅の駐車場ではなく、別の自宅の前だったり、家から離れた川の横の空きスペースに路駐しているものと思われ、もしかすると犯人は「迷惑駐車」と勘違いしてイタズラした恐れも。

とはいえ、こういった路駐などがされている実態については一切触れていないメディア/マスコミの報道を見ていると、そういったモラル的なツッコミ要素よりも、「14台以上の車を傷つけられた」というインパクトの方が見出しとしての効果は大きいと考え、敢えて取り上げていないのかもしれません。

なおこういった「見出しインパクト」というのは、今回のような被害例だけでなく「乗用車が炎上~」にするのではなくて、「ランボルギーニが~」「フェラーリが~」「ポルシェが~」「スポーツカーが~」とすることと同じ。

犯人は近隣住民の可能性も?

話は少しそれてしまいましたが、今回Google Mapにて確認される札幌市北区の上空からの画像を見ていくと、こういった閉鎖的な住宅街での犯行ともなれば、もしかすると犯人は近隣住民の可能性もありますし、もしも監視カメラなどが有ればすぐに犯人は捕まるとは思うのですが…それこそ傷つけられた車両や近くの車両に、ドライブレコーダーは搭載されていなかったのだろうか?という疑問もあります。

いずれにしても、車両を傷つけることは器物破損の疑いもあるとして捜査しているとのことで、このあとの捜査結果・続報もしっかりと報じてほしいところです。

ダッジ・バイパーに”常軌を逸した”線キズが付けられる被害に…気になる続きは以下の次のページにてチェック!