日産が何ともユニークな動画を公開。スリッパやテーブルにプロパイロット機能を応用する旅館【動画有】

2020-05-26

日産が何ともユニークな動画「ProPILOT Park RYOKAN」~自動運転技術で、おもてなし~を公開。
2020年(東京オリンピック)までに自動運転技術を目指す日産が、その未来に向けて”プロパイロット”技術を旅館にて応用。

日産のプロパイロット技術と言えば、新型「リーフ」にも搭載されているように、自動ステアリングや制動及びスロットル入力に加えて、4台の高解像度カメラを備えることで画像処理技術と車両周辺に配置された12個の超音波センサーにより、適切な半自動運転と自動駐車技術を採用しています。
そして、この自動駐車システムは、ドライバが目標とする駐車スペースを設定しなくても、自動車自身が駐車スペースを発見し、そこに向けて駐車をしてくれるという優れもので、極力ドライバの身体的・精神的負担を軽減するために生み出されました。

今回公開されている本動画では、海外から訪問してきたお客さんが、旅館内に入り込むと、足元に置かれているスリッパたちが、まるで迎え入れてくれたかのように定位置に”自動で”キレイに並列するというもの。
これは、日産の自動駐車システム”プロパイロット・パーク”技術を応用したもので、スリッパを車に見立て、全て自動で定位置に綺麗に戻るのですが、まるでポルターガイスト現象が起きたかのようにも感じられ、中には「すげぇ!ほらほら!」と驚く観光客も。

プロパイロット技術の応用はスリッパだけではありません。
旅館内にある座布団やテーブルももちろん、定位置からズレてしまったら自動で戻る技術を発揮します。
これは、どういったタイミングで自動運転を行うかはわかりませんが、自分自身でモノを定位置に戻すという負担を軽減することで、「心ゆくまで体を休めて欲しい」という想いから生み出された応用技術だといわれています。


実際に日産は、横浜本社のとある専用展示ブースにも、プロパイロット技術を応用しており、職員の作業負担を軽減すべく、スリッパや作業靴等を定位置に戻す技術を採用しているとのこと。

【ProPILOT Park Ryokan】

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Reference:autoevolution