トヨタ「アルファード/ヴェルファイヤ」やレクサス「NX」がリコール。原因はやはりエアバッグ問題だ
自動車ニュース”Response”の記事より、トヨタ「アルファード」やレクサス「NX」等、合計9万台を超える大規模リコールを発令。
リコールの内容としては、やはりタカタ製エアバッグセンサの不具合によるもので、エアバッグ制御システムの加速度センサまたは圧力センサ内ICチップの製造条件が不適切なためにIC内部で断線することが判明。
そのため、エアバッグ警告灯が点灯し、エアバッグが正常に作動できないおそれがあるとしてリコールを発令。
対象となるのは、2015年5月20日~2016年1月7日に製造されたトヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」「プリウス」「シエンタ」「ノア」「ヴォクシー」「エスクァイア」「プロボックス」「サクシード」、レクサス「NX200t」「NX300h」「RX200t」「RX450h」といった計13種で、合計9万1,000台がリコールの対象となります。
改善措置としては、全車両、各センサの製造番号を点検し該当する場合は良品と交換する、リコール作業を行うとのことですが、不具合については加速度センサ内ICチップで323件、圧力センサ内ICチップで45件既に発生しているも、いずれも事故の報告は無しとのことです。
今回のタカタ製エアバッグのリコールについては、タカタ社が破産しているということもあり、エアバッグの費用はタカタ持ちとなるのかトヨタ・レクサス持ちとなるのかは不明ですが、いずれにしてもリコール台数が9万台を超えている時点で相当な痛手であることには間違いなさそうですね。
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