謎のメーカ・GFGスタイルが3月のジュネーブにコンセプトモデルを発表。ティーザー画像5点も先行公開

2020-05-26

謎の自動車メーカ・GFGスタイルとEnvision Energyがチームを組み、3月より開催予定となっているスイス・ジュネーブモーターショー2018にて、新しいコンセプトセダンを発表、更には5点のティーザー画像も先行公開しました。
このコンセプトモデルについては、まだまだ詳しい情報は公開されていないものの、画像を確認する限りでは細身のヘッドライトやダクトフード、大きなフロントグリルを備えた洗練されたデザインを持つスポーツセダンであることが確認できます(とりあえず顎がしゃくれてる)。

GFGスタイルといえば、CEOにはジョルジェット・ジウジアーロ氏が率いており、同氏は1955年に初代フォルクスワーゲン「ゴルフ」をデザイン。
1968年には独立し、イタルデザイン・ジウジアーロを設立しますが、2015年にはフォルクスワーゲングループの傘下となり、すぐさま辞職した、という経緯があります。
(今回のコンセプトデザインは、イタルデザインの「ゼロ・ウノ」にもちょっと似ていますね」

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今回の新型コンセプトモデルについて、ジョルジェット・ジウジアーロ氏は「高級感、スポーツ性、居住空間、ダイナミズムを兼ね備えた4シータEVモデルである」とコメントしており、更には新技術の採用により、ユニークなアクセシビリティと機能性に関するソリューションを加えた古典的なテーマを再考するとして、これまでにない独創的な一台を生み出すと自信。
ちなみに、その新技術の一つには自律走行システムが含まれていて、ユーザーからの厳しい要求に応えられる程に質の高い走行技術を持たせることが可能とのこと。


また、自律的な技術に加えて、このコンセプトモデルにはEnvisionのEnOSプラットフォームを採用しているとのことで、より幅広いエネルギーエコシステムにコネクトできるよう、エネルギー生成から消費までのシナジー効果と効率性を生み出す画期的なシステムであると説明。
Envision EnergyのCEOであるLei Zhang氏は「私たちのコンセプトカーは、ジウジアーロ氏のシンボル的な未来型設計とEnOSエネルギーIoTプラットフォームを組合わせることで、自動車の将来を再定義する重要なコンセプトモデルになる」と説明し、市販化に向けても前向きな姿勢を見せています。

Reference:CARSCOOPS