愛着のもてる一台。メルセデスベンツAMG・新型「G63」が3月ジュネーブにて公開へ

2020-05-26

先日、約40年ぶりに初めてのフルモデルチェンジを果たしたメルセデスベンツのSUVモデル「Gクラス」。
今回、「Gクラス」のハイパフォーマンスモデルに位置するAMG「G63」も併せてフルモデルチェンジを果たし、更には来月3月のスイス・ジュネーブモーターショー2018にて世界デビューすることが決定しました。
AutoNewsによると、「Gクラス」のマーケティングマネージャーであるIan James氏の説明では、AMGの「G63」は”あまり人気は無くても、遠のいていくことのない愛着のあるモデル”と言われており、根深いユーザーからの支援により復活したモデルと言っても過言ではないかもしれません。

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今回のフルモデルチェンジにより、外観はもちろんのこと、室内空間といった視覚的なアップデートに加え、シャシーの調整、ブレーキの改良、そして改良を重ねた排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載することで、最高出力612ps、最大トルク850Nmを発揮します。

今回発表される新型「G63」以外にも、トップレンジモデルとなる「G63S」も登場する可能性はありそうですが、V型12気筒エンジンを搭載しての登場かどうかは不明となっています。
ただ、その一方で新たなグレードとなる”G53″も登場するかもしれない、との噂も浮上していますが、これについては当日のジュネーブモーターショー2018にて明らかになるのかもしれません。

Reference:CARSCOOPS

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メルセデスベンツのスポーツモデルに位置するメルセデスベンツAMGに、新たなグレードとして「53」を追加する可能性が高いとのこと。
メルセデスベンツAMGは、今後「65」や「63」、「55」以外にも幅広いグレードを展開していくことを計画しており、今回のように「53」よりも更に低いグレードとなる「43」もラインナップすることを計画しています。

なお、これについてオートモーティブニュースは、メルセデスベンツAMGの新型一発目として「CLS53」を登場させ、パワートレインはM256インライン6気筒エンジンをチューニングし、最高出力約430psまで発揮するとのこと。

ちなみに、メルセデスベンツAMGの「S63」や「S65」といった”63″と”65″の数値は、エンジンの排気量を意味しており、AMGモデルは2桁(例:「C63」「S65」)、通常のメルセデスベンツは3桁(例:「A180」「C200」)で表現していますね。
とは言っても、AMG「C63」のような個体ともなると、本当に排気量6.3Lのエンジンを搭載しているわけではなく、ダウンサイジングターボによって排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、このツインターボエンジンが排気量6.3Lの自然吸気(NA)に匹敵する程のパワーを有するエンジンであることを意味していることから「C63」や「E63」又は「E65」といった名称がつくようになりました。