ランボルギーニ「アヴェンタドール」並?GパワーがBMW「M5」専用の過激なチューニングパッケージを開発

2020-05-26

主にアウディやBMWといった欧州車両をメインにチューニングを手掛けるGパワーが、BMWのMスポーツモデル「M5(F90)」専用のチューニングパッケージを開発。
ソーシャルメディアポストによれば、「M5」に搭載される排気量4.4L V型8気筒ツインターボエンジンをそのままに、最高出力600ps→700ps、最大トルク750Nm→850Nmまで向上させ、更には0-100km/hの加速時間を3.4秒→3.3秒へと短縮することが可能となっていて、BMW史上最強のチューニングモデルを提供することが可能と説明。
これだけのスペックを持っていれば、ランボルギーニのフラッグシップモデル「アヴェンタドールLP700-4」を凌駕することも可能ですね(排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載、最高出力700ps、最大トルク690Nmを発揮)。
具体的な価格については明言されていないものの、予約受付自体は対応しているとのこと。


「M5」と言えば、昨年の夏ごろに発売されたばかりの最新モデルで、BMWのMシリーズとしては初めてのAWD駆動方式を採用し、そのスポーツ性や技術力の高さが際立った一台になっています。
同車は「5シリーズ」をベースにした6代目のハイパフォーマンスモデルで、前モデルよりもエンジン性能はもちろんのこと、あらゆる技術的角度からそれを凌駕するレベルへと達している魅力的な一台となっています。

Reference:Zero2Turbo

関連記事:BMWの新型「M5」が発表。最高出力600馬力、AWDとRWDに切替え可能な万能セダン(2017/8/27投稿)

BMWのハイパフォーマンスモデルとなる「M5」が遂に発表。
BMWのMシリーズとしては初めてのAWD駆動方式を採用し、そのスポーツや技術力の高さが際立った一台になっています。
「M5」は「5シリーズ」をベースにした6代目のハイパフォーマンスモデルで、前モデルよりもエンジン性能はもちろんのこと、あらゆる技術的角度からそれを凌駕するレベルへと達しているのだとか。
ちなみに、パワートレインは排気量4.4L V型8気筒ツインターボエンジンという高回転型を搭載し、最高出力600ps、最大トルク700Nm→750Nmまで引き上げました。

エンジン性能以外にも特筆すべきポイントとしては、駆動方式をAWD(四輪駆動)からRWD(後輪駆動)に切替えることができるというインテリジェントな駆動システム「M xDrive」と電子安定性制御モード(DSC, MDM)を提供。
基本的には後輪駆動をベースとなりますが、路面状況や走行状態(スピード等)に応じてAWDに切り替わり、常にベストな走りとなるようにサポート。
もちろん、この駆動システムはDSCをオフしたとき、走行モードはAWDまたはAWDスポーツ、RWDと3種類の走行モードを選択することが可能で、後輪には、アクティブMディファレンシャルが組み込まれています。

なお、これだけのインテリジェンスな機能とスペックを持つ「M5」は、0-100km/hの加速時間が3.4秒にて到達と、メルセデスベンツAMG「E63S」全く同じであることから必然的に競合モデルになりそうですね。他にもアウディ「RS6」も競合。

なお、トランスミッションは8速ATとなっており、車体重量は1,930kgと少々重量感はありますが、AMG「E63 S」と同等の加速性能を有することを考えると、かなり絞り込んできたようにも感じられますね。
そして、不思議なことに(具体的な数値は不明ですが)後輪タイヤの方が前輪タイヤよりも細いという情報も有り、これはAWDにて駆動する際に、ターミナルアンダーステアとなるように考慮したとのことですが、この辺りはフランクフルトモーターショーにて明確になるのではないかと推測。

なお、この個体は9月から注文がスタートし、納車は早くとも2018年春になるとのこと。
肝心の価格ですが、本国ドイツでの価格は約1,500となっており、メルセデスベンツAMG「E63」と「E63S」の中間レベル。
ちなみに、初回生産版となる「M5ファーストエディション」については約1,800万円と高額ではありますが、生産台数400台のみとなっており、特殊なダークメタリック塗装が施されるとのことです。