【僅か13台のみ】フェラーリ「166MM/53」がオークションにて登場。予想落札価格は何と6.3億円

今週2月7日より、フランス・パリにて開催されるRM Sotheby’sオークションにて、僅か13台しか製造されなかった超希少モデル・フェラーリ「166MM(ミッレミリア)/53」がオークションにて出品されます。
この個体は、フェラーリ「159S」の改良版として排気量を拡大した1953年に製造されたモデルで、「166MM/53」の他にも「166MMシリーズⅡ」とも呼ばれています。

パワートレインとしては、排気量2.0L 水冷V型12気筒SOHCエンジンを搭載し、最高出力は1948年に製造された「166MM」の140ps→160psへとパワーアップ。

今回の個体は、シャシーNo.0272Mにて登録され、世界中の数々のレースにも出場経験を持つ一台となっています。
順番としては、13台中5台目に製造されていて、最初の9台目まではジョヴァンニ・ミケロッティ氏デザインのヴィニャーレ製となっています。
そのため、ヘッドライトをボディと一体化し、ブレーキ冷却のためにフロント・フェンダーを短くしていて、リヤフェンダーにはブレーキダクトを設けています。

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オーナーは、イタリアのPinnazzio di Castelfrancoの最初の所有者でもあるAgberico Cacciari博士が購入していて、登録番号としては”MO29583″とイタリア・モデナにて登録されました。
その後、イタリアでのレースでのキャリアを経て、1955年にアメリカ・カリフォルニアにて公開された映画「The Racers」にも登場し、その後同国ワシントン州タコマのピート・ラブリー氏へと売却。
ボディをホワイトとゴールドにて再塗装するという大胆な工程を経て、1955年と1956年にレースへと参戦。

そんな特別な経緯を持つ「166MM/53」ですが、2000年にはフェラーリ・ヒストリカル・チャレンジとカヴァリーノ・クラシックのレースにて参戦し、その後はカリフォルニアからマサチューセッツ州等のオーナーのもとへと転々と渡り、最終的にはコネチカット州のオーナーによって購入され、ボディカラーも純正のレッドカラーへと再塗装されました。

内部に搭載されるV12エンジンも完全に修理され、電子点火やアップデートされたオルタネータ、更には補助電気冷却ファンの機能も追加され、5速ギヤボックスもアップデート、そして足回りやボディメンテナンス、内装等も全てレストアされて、まるで新車のような仕上がりへと様変わり。
恐らく、ここまで美しすぎる「166MM/53」も他には無いのではないかと思います。

なお、オークションに出品されるこちらの個体の予想落札価格は約5.2億円~6.3億円と言われていて、超高額モデルとなるランボルギーニ「ヴェネーノ」(新車価格約4億円)やアストンマーティン「ヴァルキリー」(新車価格4.5億円)を更に上回る高額車両となりそうですね。

Reference:motor1.com

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