テスラ「ロードスター」ロケットが打上げ成功。本当に火星へ向かっちゃった【動画有】

2020-05-26

アメリカの100%電気自動車を製造・販売するテスラが、初めて量産したオープンタイプの初代スポーツモデル「ロードスター」を、同社CEOであるイーロン・マスク氏が経営する民間宇宙企業・スペースXが開発する「ファルコン・ヘビー・ロケット」に搭載して、昨日2月6日のPM15:45に打上げられ、無事成功した模様。

これについて、イーロン・マスク氏は、火星軌道に向かい、爆破しなければ約10億年間は深い宇宙に留まるだろうとのことで、恐らく世界で初めて自動車が宇宙に行ったという称号とスペースXのPR活動の一環として実施していくのではないかと推測されます。
ちなみに、「ロードスター」には、テスタラマを持ち歩くStarmanと、宇宙服を着たマネキンが、まるで「ロードスター」を運転しているかのように設置されていますね。


機内には、ホットホイール車と特別なレーザーディスクが準備され、火星付近の太陽軌道に向かう際に、ロケットの存在有無を確認するためのレーダーも設置済み。

全てが上手く進んでいるのかと思いきや、今回の打ち上げ後に起きたハプニングとして、打上げに使用されたブースターを地上に垂直に離陸する設計となっているのですが、これは、ブースターを再利用することが可能で、製造コストを大幅にカットできる計画でした。
しかし、今回打上げにそのブースターが1つ消失してしまい、海洋プラットフォームに安全に着陸することができませんでした。
そのため、ブースターは3つから2つへと減ってしましましたが、それでも残りの2つは無事に着陸することに成功しています。

【Falcon Heavy Test Flight】

Reference:motor1.com

関連記事:一体なぜ?テスラ「ロードスター」が打ち上げロケットで宇宙へ(2017/12/24投稿)

アメリカの100%電気自動車を製造・販売するテスラが、初めて量産したオープンタイプの初代スポーツモデル「ロードスター」を、同社CEOであるイーロン・マスク氏が経営する民間宇宙企業・スペースXが開発する「ファルコン・ヘビー・ロケット」に搭載して、来年の2018年1月に打ち上げることがわかりました。
これについて、イーロン・マスク氏は、火星軌道に向かい、爆破しなければ約10億年間は深い宇宙に留まるだろうとのことで、恐らく世界で初めて自動車が宇宙に行ったという称号とスペースXのPR活動の一環として実施されるのではないかと推測されます。

テスラ「ロードスター」と言えば、先日2代目が発表され、0-100km/hの加速時間が1.9秒と世界最速の記録を持ちながらも、最高時速402km/h以上、そして航続可能距離は約1,000kmと超絶エコ、価格帯としては約2,500万円と破格で、ブガッティ「シロン」やケーニグセグ「レゲーラ」を圧倒するスペックを持つこととなります。

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ちなみに、イーロン・マスク氏が経営するスペースXと言えば、先日の12月22日にアメリカ・ロサンゼルスにて登場した幻想的な飛翔体も同社の「ファルコン9」という打ち上げロケットでしたね(ネット上では、「エイリアン論争」と呼ばれるほど話題に)。
次世代通信衛生「イリジウム」を搭載したロケットで、カリフォルニアの大空にて、ド派手なショーを繰り広げたことでも有名ですね。