0-100km/hは2秒?!リマックの次期ハイパーカー「コンセプト・ツー」は120kWhのバッテリーとレベル4の自律走行性を持つことに【動画有】

2020-05-26

クロアチアの新興メーカであるリマック・オートモビリが、次期ハイパーカーと呼ばれる「コンセプト・ツー」(「コンセプト・ワン」の後継モデル)を、来月3月6日より開催予定のスイス・ジュネーブモーターショー2018にて世界初公開することを発表。
現行モデルとなる「コンセプト・ワン」と言えば、イギリスのテレビ番組グランド・ツアーで、リチャード・ハモンド氏が操作し大クラッシュ→炎上というとんでもない事故を起こした車両としても有名となっています。

そんな「コンセプト・ワン」のスペックとしては、システムトータル出力1,088ps、最大トルク1,600Nmを発揮する計4基の電気モータと、一回の充電にて300Km/hの走行が可能な82kWhの容量のリチウムニッケルマンガンコバルト酸化物のバッテリーパックを搭載。0-100km/hの加速時間は2.5秒と、ブガッティ「シロン」並みの加速力を持つため、この個体を操作するには相当な技術力が必要かと思われます。


しかし、今回発表が予定されている「コンセプト・ツー」は、前モデルよりも更に強力な120kWhの容量を持つバッテリを搭載するため、最高出力は1,088ps→推定1,230psと言われ、テスラ「モデルS P100D」の加速力を圧倒するパワーを持つ可能性があります。
ただ、最大のライバルと言われるテスラ「ロードスター」は、200kWhのバッテリ保持と航続可能距離1,000km、そして0-100km/hの加速時間1.9秒を持ち、これらの驚異的なスペックに到達できるかは不明ではあるものの、現時点での噂では2.0秒に迫るところまで進化しているとのこと。

他にも「コンセプト・ツー」の新たな情報とし、どうやらレベル4の自律走行機能が付属するとのことで、自動的なステアリング操作が可能であるとのこと。また、室内空間においても、現行モデルよりも快適な居住空間を確保し、乗り心地においても大幅に改善が施されていると言います。
価格帯についてはまだまだ不明な部分はありますが、現行モデルよりも更に負担が大きくなるといわれているため、どの程度の価格設定になってくるのかは非常に気になるところですね(「コンセプト・ワン」は約2.9億円)。

【Rimac Next Generation Hypercar – Teaser】

【「コンセプト・ツー」の関連記事】
リマックの次なるハイパーカーのティーザー映像が公開。発表は3月6日のジュネーブにて【動画有】(2017/1/25投稿)
リマックの次期モデル「コンセプト・ツー」は来年ジュネーブにて登場。テスラ「ロードスター」に勝てるか?(2017/12/2投稿)
「テスラ・キラー」復活か?リマック最強の次期EVモデルはテスラ「ロードスター」を凌駕する?(2017/11/27投稿)
最強のEVスーパーカー・リマック「コンセプト・ツー」が来年登場。「コンセプト・ワン」よりも更に速く(2017/9/21投稿)

Reference:autoevolution