シカゴMSにて、キャデラック「エスカーラ・コンセプト」が登場。フロントは若干マツダ寄り?

2020-05-26

先日より開催中のアメリカ・シカゴモーターショー2018にて、キャデラックの新たなコンセプトモデル「エスカーラ(Escala)・コンセプト」が公開に。
今回公開されている「エスカーラ・コンセプト」は、次世代モデルとなる「CT5/CT6」のミッドサイズサルーンとしての登場が期待された一台となっています。
同車は、「CT6」よりも全長が+150mm、ホイールベースが+127mm長くなるスポーツサルーンとなる可能性が高く、パワートレインは排気量4.2L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力500hp以上を発揮。


外観については、近年のスポーツ・ラグジュアリーモデルに見られる切れ長&釣り目のフロントヘッドライトを搭載し、フロントフォグランプは縦長、そのとなりにはシームレスなデイタイムランニングライトがセットされると予想。
フロントエンドのフレームグリルは、まるでマツダの”シグネチャーウィング”グリルのようにも見え、スポーティさの上に高級感と上品さを演出しています(おまけにグリル内はメッシュ(網目)とスポーティ)。

サイドから見てみると、ロングホイールベースでありながらも、フロントオーバーハングはかなり短めで、リヤはこんもりと盛り上がっています。個人的にはちょっとアンバランスのようにも感じますが、フロントノーズはそこまで長くも無く、それでいて前方に車重が集中してしまうため、車体重量配分を考慮するとどうしてもリヤが長めになるのかもしれません(勝手な推測ですが…)。

リヤデザインは、近年のトヨタ・レクサスに見られる垂れ流しリヤテールランプを採用。
言い方を変えればY字型リヤテールになりますが、ウィンカーは流れるタイプのシーケンシャルを採用してきそうなデザインではあります。
あまりはっきりとは見えませんが、リヤハッチからルーフにかけてはオールガラスを採用しているのでしょうか。パノラマルーフのようにも見えますね。

インテリアに関しては、合成皮革やプラスチックを多用した部分が多いように感じられますね。
ダッシュボード周りも、非常にシンプルな造りとなっていますが、マイナスな表現をするとチープにも見えるのがちょっと残念。
あくまでもコンセプトモデルなので、ここから更に改良を加えることは間違いなさそうです。

Reference:CARSCOOPS