ホンダ「レジェンド/RLX」がマイナーチェンジ。機能充実で高級感も一層アップ【動画有】

2020-05-26

ホンダのフラッグシップセダンで、今回マイナーチェンジを果たした「レジェンド(北米版:RLX)」が遂に発売スタート。
競合モデルとしては、やはりトヨタ「クラウン・ハイブリッド」になると思われますが、今回の新型「レジェンド」は世界初となる3基のモータを搭載した”スポーツハイブリッドSH-AWD(Super Handling-All Wheel Drive)”を搭載し、更にはこのスポーツハイブリッド一択のみのラインナップとなります。

パワートレインとしては、排気量3.5L V型6気筒エンジン+3基の電気モータを搭載し、システム総出力380hpを発揮します。ちなみに、アメリカ公称値の燃費は30.6km/L。
トランスミッションとしては、7速デュアルクラッチトランスミッションを搭載し、駆動方式は上記の通り四輪駆動(AWD)となります。


さて、スタイリングを確認していくと、国産モデルとは思えないほどの高級感を備え、北米仕様アキュラの独特なフロントグリルを備えています。
特にフロントデザインは、これまでのホンダの意匠を大きく変更し、全く新しいプレミアムセダンとしての立ち位置を改めるための思い切った変更ともいえます。

フロントヘッドライトは、もはや何眼かもわからないレベルの贅沢な造りとなっていますが、先進性だけでなく高級感と存在感を更に増大させていますね。

リヤデザインも大幅な意匠変更により、とても国産モデルとは思えないほどのスタイリッシュさを実現。
おまけにリヤスポイラーにはカーボンファイバパーツを装着することで、空力特性の向上だけでなく軽量化も図っています(但し、有償オプションパーツ)。
リヤバンパーには、トランク中央にかけてメッキパーツを装着することにより高級感を演出しています。

リヤテールランプも非常に複雑なデザインとなっています。
レクサス「LS」のように、幾重にも重ねたシームレステールライトが、更なる高級感と特別感をもたらしています。
リヤウィンカーは流れるタイプのシーケンシャルではなく、点滅式の可能性が高そうですね。

今回の新型「レジェンド」では、高級感だけでなくスポーティさもコンセプトに含まれているため、アフターパーツメーカの無限(Mugen)パーツも設定が可能となっています。
例えば、フロントリヤ共通の20インチ×8.5jマルチスポークホイール(245/35 R20タイヤ)や特殊フロアマット、無現バッジ、カーボンファイバトランクスポイラ、ナンバープレートホルダー、フルエアロ等をラインナップ。

その他には、ホンダの新たな安全支援技術として車線維持支援機能やフロントクラッシュ防止機能、時速0km/h~65km/hまで対応可能な交通渋滞アシストを標準装備。
インテリアには、デュアルスクリーン・セットアップが搭載され、シートにおいては上質な本革を準備。シートカラーにはディープブラウンやプレミアムブラック、グレーストーン、アイボリーシーコースト等様々なカラーがラインナップされています。
ボディカラーには、プラチナホワイトパールやモダンスチールメタリック、マジェスティックブラックパール、プレミアムディープロッソ、オボシディアンブルーパールを準備。

価格帯としては、7,074,000円と高額ではありますが、他のフラッグシップセダンに引けを取らない高級感と先進的な機能、低燃費を実現した上質な一台と思われます。

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Reference:autoevolution