フェラーリが、超軽量アルミを使用したコーヒーテーブルを販売。価格は約220万円也

2020-05-26

世界限定モデルの「ラ・フェラーリ」や主要モデルとなる「488シリーズ」を製造するフェラーリをモチーフに、Discommonより何とも珍しく高価なコーヒーテーブルが販売されています。
このテーブルは、1950年代のアメリカーナをテーマにしたアンティークなデザインであるとして、インダストリアルデザインをヒントに、物体が浮き出てくるような不思議な幻想を生み出すそんな個性的な代物となっています。


このコーヒーテーブルのデザインを確認していくと、映画「ターミネータ」に登場したT-1000のような液体窒素が個体化し、立体感が出るようにデザインされているとのことで、車体の半分が浮き出ていることから、これからこの個体が液体から個体へと変化していく姿をイメージさせています。
ちなみに、このテーブルを完成させるには約100時間の工数がかかるとして、更にはテクスチャ開発に取り掛かる前のテーブルのモデリングにも50時間を要し、非常に手間がかかるとのこと。
おまけに、材料も厚さ4インチの6061航空宇宙グレードタイプとなる高級なアルミニウムを使用しています。

価格帯としては約220万円からと高額ではありますが、実はテーブル上の車種によって金額が大きく異なってくるといいます。
つまりは、今回であればフェラーリ「F40」以外にもアメリカの「フォードGT」等もデザインされていて、車体形状が複雑で有ればあるほど、工数は相当にかかってくることになります。
なお、製造数は世界限定10セットのみとなっています。

ちなみに、このテーブルのオプションとしては、テーブルの表面仕上げやテクスチャープラン、車両デザイン、ハードアルマイトカラーといった様々なものが準備されています。
今回のサンプルとなっている「F40」は、ダークグレーにて仕上げられていますね。

Reference:motor1.com

何でも高いフェラーリ。
関連記事:えっ、高くね?フェラーリ・ブックがオークションに登場。予想落札価格は驚異の1,800万円?!(2017/11/13投稿)


約2,000万円の予算にてスーパーカーの購入を検討するなれば、フェラーリの中古モデル「F430」や「360モデナ」、ランボルギーニ「ガヤルド」等が挙げられますが、世界でも200冊しか存在しないフェラーリ・ハンドブックがスーパーカーの中古車に近い価格にてオークションに出品されることが判明しました。
このハンドブックは、2011年にThe Official Ferrari Opusという名称にて出版されたもので、クラシック版や更に充実した内容のディアマンテ版等も登場。今回出品される個体はディアマンテ版となりますが、これが何ともまぁ豪華な仕様となっているわけです。

ハンドブックを包むクラムシェル・ケースは、何とも豪華なカーボンファイバ&ダイヤモンド製となっており、プランシングホースのエンブレムが印字&エンボスされています。
ハンドブックについては、レッドのレザー(フェラーリのシートにも採用される本革)によってバインディングされ、その中にはフェルナンド・アロンソ選手やフェリッペ・マッサ選手、そしてイタリアの実業家であるルカ・ディ・モンテゼーモロ氏の豪華過ぎるサインが記されています(もちろん、白の手袋付き)。

なお、この個体は来月より開催されるRM Sothebyオークションにて出品される予定で、予想落札価格は1,500万円~1,800万円となっています。