シカゴMSにて、ホンダ・新型「インサイト」を公開。ホンダの最新技術てんこ盛りの一台

2020-05-26

ホンダのクーペ型セダンとして登場した「インサイト」が、この度約4年ぶりに最新モデルとしてアメリカ・シカゴモーターショー2018にて登場。
アメリカにて初めて販売されたハイブリッドの「インサイト」ですが、この個体は「シビック」の上位グレードとして登場した一台。
当時は、2ドアクーペでありながら、リヤフェンダーによってタイヤを半分以上覆い隠すというお世辞にもカッコいいとは言えない異質なモデルでしたが、今回の復活によりエレガントでありながらもスポーティさを忘れない贅沢な一台となっています。

ホンダは、すでにエコカーモデルの「クラリティ(Clarity)」を発表していますが、今回の「インサイト」はホンダの主要ハイブリッドモデルとして積極的に販売していく一台になるといいます。

今回、最新モデルの「シビック」ではラインアップできなかった、いわゆる”シビック・ハイブリッド”を「インサイト」に置き換えることで、スポーティさを忘れず、更には機能性においても充実した一台となっています。


今回の新型モデルでは、フロントヘッドライトがLEDへと進化し、ホンダ・センシングやAppleCarPlay、Android Autoといった安全・サブ機能も充実。

スタイリングとしては、ハッチバックではなく、非常にコンパクトなスポーツセダンといった印象。
ルーフトップはフラット部分が少なく、滑らかな流線形を描くクーペタイプとなっていますね。

リヤデザインを見ていくと、リヤテールランプが何とも特徴的。
マツダ「CX-3」、BMW「i8」のような個性的なデザインとなっていますが、パッと見ではホンダとは思えない程の高級感があります。

パワートレインとしては、競合モデルと思われるトヨタ「プリウス」よりも小型のエンジンとなる排気量1.5L 直列4気筒エンジン+電気モータを搭載します(「シビック」のVTEC Turboは搭載せず)。
この新型「インサイト」は、2018年に量産化が予定されていますが、今のところの厳密なスケジュールは未定となっています。

Reference:autoevolution

こんな「インサイト」の登場も期待したいところ
関連記事:これはシビれる。ホンダ・新型「インサイト・タイプR」が登場したら?というレンダリングが公開に(2018/1/13投稿)


ホンダの新型コンパクトセダン「インサイト」にハイパフォーマンスモデルのタイプR版が登場したら?というレンダリングが公開に。
ホンダ「インサイト」といえば、明後日(2018/1/15)より開催のアメリカ・デトロイトモーターショー2018にて、3代目として世界初公開されます。
「インサイト」は、約4年ぶりに復活を果たす「シビック」の上位モデルで、排気量1.5L 直列4気筒アトキンソンサイクルエンジン+2モータのハイブリッドパワートレインを搭載します。
そんな「インサイト」を過激なスポーツ仕様にレンダリングしたのが上の画像となります。

上の画像の通り、タイプR版に相応しいアグレッシブなフロントバンパーと大型エアインテーク、大型リヤウィング、大口径のブレーキディスクとレッドカラーのブレーキキャリパカバー、ダークグリル、ブラックのサイドミラーとルーフ、そしてシルバーホワイト?のボディカラーにマッチしたメリハリあるタッチが何ともシビれますね。

もちろん、この個体はデジタルアーティストであるX-TomiDesing氏によって作成されたアンオフィシャルデザインのため、市販化されることはないものの、「シビック・タイプR」とはまた一味もふた味も異なる別セグメントのハイパフォーマンスモデルのラインナップというのは非常に魅力的ではありますね。
個人的には是非とも市販化してほしいモデルではあります。