ラッピングじゃないぞ!マジでペンキ塗装されたマクラーレン「650Sスパイダー」が登場

2020-05-26

アメリカ・マイアミにて、何ともぶっ飛んだマクラーレン「650Sスパイダー」が登場。
こちらの個体、様々なカラーにて不規則にペンキで塗りたくられた(いたずら?)かのようなラッピング処理をしているのかと思いきや・・・ご安心ください。これ、本気でボディにペンキ塗りしているんですよ!


ちょっと両サイドから見てみましょう。
左フロントと右フロントで色彩パターンが全く異なりますし、Aピラー周りにも不規則にペンキ塗りされていることが確認できますね。
刷毛や筆で塗装したというよりかは、ペンキをそのままボディに垂らして乾燥させたような印象。

こちらは斜め右後方から撮影したもの。
リヤテール周りやリヤスポイラー、リヤエンジンフード周りにも容赦なくペンキが垂れ流されていることがわかります。
ただ、ここまで自由に垂れ流していくとなると、エンジンにもペンキが付着しているのではないか?とちょっと不安になってしまいますね。
残念ながらスパイダーモデルのリヤエンジンベイの開閉はできないので、確認せずにそのまま乗っている辺りはアメリカ人の寛容な性格がにじみ出ているように思われます。

真後ろから見てみるとこんな感じ。
リヤエキゾーストパイプ周りにもペンキが塗りたくられていますが、パイプ内側に付着したペンキの塊がエキゾーストによって吹き飛ばされそうな予感。
恐らく空気による乾燥とか何も考えずに塗装したものですから、若干色味が剥げているのがちょっと残念なところ。

間近で見てみるとこんな感じ。
リヤエンジンベイにもガッツリとペンキが付着していますが、この塗装はどのように行われたのか非常に気になるところですね。
ちなみに、「650Sスパイダー」の新車販売価格は約3,400万円からとなっていますが、この個体はリセール等は一切考えずに純粋にカスタムや乗ることを楽しむオーナーさんなのかなぁと思ったりします。

Reference:AUTOGESPOT

中にはこんなかわいいカスタムも
関連記事①:その名は「ニャンボルギーニ・プラカン」。有名DJが所有していたカスタムした「ウラカン」が3,500万円にて販売中(2017/9/27投稿)

カナダの有名DJ兼プロデューサーであるDeadmau5氏が所有していた、ランボルギーニ「ウラカン」の独特なカスタムモデル「ニャンボルギーニ・プラカン」が中古市場にて販売中。
Deadmau5氏は、このニャンボルギーニ「プラカン」を所有する前にも、フェラーリ「458イタリア」を所有しており、その際にも”ニャン・キャット”をテーマにしたカスタムを行っていた模様。
「458イタリア」も「プラカン」もそうですが、彼がカスタムした個体はソーシャルメディアから大きな注目を受け、瞬く間に人気の頂点に立つほどの効果があった模様。

ちなみに、このカスタムされている個体は、アフターマーケットによるブラックペイントホイールを装着し、ブレーキキャリパカバーをピンクに再塗装、もちろんサイドドアパネルには”ニャン・キャット”をテーマにした超絶癒し系の子猫さんをデザイン。

フロントデザインも何とも眩しさのあるラッピングが施されていますが、何よりも一番の驚きは、フロントバッジがランボルギーニのシンボルとなっている”闘牛”ではなく、”猫”が飛び跳ねている(まるでプーマのような)バッジに変えられていることですね。
もちろん、ロゴ表記の”Nyanborghini”。

リヤも何とも派手なデザインラッピング処理になっています。
“Lamborghini”バッジももちろん”Nyanborghini”バッジに交換済み。
全く抜かりないですね。

内装も妥協は許しません。
さすがにステアリングのセンターバッジはランボルギーニとなっていますが、フロアマットは強烈なベイビーブルーのニャンボルギーニ「プラカン」。
ロゴもしっかりと猫が飛び跳ねています。
サイドシルのスカッフプレートもさり気なく「PURACAN(プラカン)」になっていますね。

ちなみに、インテリアはブラックのレザー&アルカンターラのバイマテリアルシートとなっており、ブルーのカラードステッチが縫合され、さり気なくボディカラーとの統一性を持たせています。

なお、走行距離は約2,700km走行済みで、販売価格は約3,500万円と若干割高のように感じますね。

一変してこんな不気味なカスタムも!
関連記事②:BMW「i8」に、スーサイドスクワットのジョーカーをモチーフにしたカスタム車両を公開。笑い声もペイントで表現(2017/8/12投稿)

映画「スーサイドスクワット」に登場するジョーカーをモチーフにしたBMW「i8」のカスタム車両が登場。
この個体は、デザインアーティストのRene Turrek氏によって制作したもので、当初はフルラッピングでジョーカーをイメージしようとしたのですが、「その立体感や恐怖感を演出するには、ラッピングではなくペイントでなければならない」という想いから全塗装に切り替えられた、とのこと。

ジョーカーのインスプレーションを受けてデザインされた車両を確認していくと、何とも複雑な色合いで表現されており、特に、フロントフードを横切ってドレープされたジョーカーの肖像画は驚異的で、グリーンやレッド、ブラック、ホワイトカラーの要素を上手く混合させていることが確認できますね。

しかもこのカスタム車両、ただ単純にペイントされたものではなく、リモコンのON・OFFによってLEDライト点滅するというもので、更にジョーカーの脅威と迫力を増大。
よりジョーカーを立体的に演出していますね。

また、ジョーカーの笑い声”HAHAHAHA・・・”が聞こえるかのごとく、サイドフェンダーやドアサイドパネルにもペイントされており、こちらも、リモコンのON・OFFによって点滅するとのこと(ホイールにもさり気なく”HAHAHA”の笑い声が貼付されているところも細かいですね)。

なお、このカスタムカーは販売・展示といったサービスは行われないとのことで、今後どのように扱われるかは不明。
個人的には、来週より開催予定のモントレーカーウィークにて展示されることを期待しますが、望みはかなり薄そうですね。