ランボルギーニ「ガヤルド・スーパーレッジェーラ」が目撃に。しかもV10ツインチャージャーで1,000馬力超え

2020-05-26

ランボルギーニとしては初めてとなる1万台以上を売り上げたエントリーモデルの「ガヤルド」。
今回、そのモデルのハイパフォーマンスモデルとなる「ガヤルド・スーパーレッジェーラ」がイギリス・ロンドンにて目撃されています。
この個体は、車体パーツをカーボンファイバに置き換えることで車体重量を70kgも軽量化し、更にはエキゾースト系も見直すことで最高出力も560ps→570psへと向上した特別モデルとなります。

スーパーレッジェーラとは、イタリア語で「超軽量」を意味していて、カーボンファイバ等の活用により、加速性能も0-100km/hの加速時間は3.4秒を記録しています。


外観においても非常にアグレッシブとなり、空力特性の改善はもちろんのこと、「レヴェントン」風のフロントバンパーや大型エアインテーク、レーシングカー風のリヤディフューザーとリヤスポイラーを装備しています。

ただ、この個体が他のモデルと最も大きく異なるのがエンジンで、ベースとなる排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンをドイツのチューナーによりツインターボチャージャーとしてカスタムすることで、最高出力570ps→1,007ps、最大トルク1,050Nmへとチューンアップしています。

足回りにおいても、軽量化を図ったダブル5スポークホイール、カーボンブレーキを装着することでブレーキングを強化し、1,000ps超えのファイティングブルをコントロールするスペックへと強化。
0-100km/hの加速時間はどこまで改善されているかは不明ですが、3秒未満にて到達する可能性は十分に高そうです。

Reference:CARSCOOPS

2,000馬力の「ガヤルド」も!
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ランボルギーニのエントリーモデル「ガヤルド」を過激チューニングしたオーナーが登場。
こちらのオーナーさん、アメリカ・テキサス州在住のアンダーグラウンドレーサーで、2004年式のランボルギーニ「ガヤルドLP500-4」に搭載される排気量5.0L V型10気筒自然吸気エンジンに2つのターボチャージャーを装備、更にはJRR MoTeC ECUによる出力調整によって最高出力500ps→1,000psまで大幅向上させた模様。

このチューニングを行ったアンダーグラウンドレーシングチームによる、ステージ3のアップグレード版を装備した「ガヤルド」は、オクタン価93のガソリンにて最高出力1,000psを発揮し、レーシング用に使用される燃料であれば更に250psアップの1,250psにまで向上することが可能とのこと。

なお、今回アップグレードした2004年(2003-2010)式「ガヤルド」のチューニング費用は1,068万円からと高額で、更には2009-2013年式の後期モデルに関しては更に1,128万円からとなっているため、もしかすると中古車価格の「ガヤルド」よりも高価かもしれません。

ちなみに、究極のスリルを求めるオーナーには、レース用燃料で最大2,000psまで出力可能な”Xバージョンターボシステム”もラインナップしているとのことです。