これは珍しい。関東にてマットブロンズのフェラーリ「F40」が目撃される

2020-05-26

以前、何とも珍しいブリティッシュグリーンのフェラーリ「F40」が目撃されましたが、今回は何と関東にて珍しいマット・ブロンズ(厳密にはオレンジ?)の「F40」が目撃されています。
こちらの個体、東京のとある地下駐車場にて撮影された個体とのことで、インスタグラムにて投稿されていたのですが、特にこれといった詳細な情報は記載されておらず、特別に塗装されたものなのか、ラッピング施工によって生み出されたものなのかは不明となっています(ラッピングの可能性が高いが…)。


追加のアクセントとして、フロントボンネットからルーフにかけては、グリーン・ホワイト・レッドのイタリアントリコロールのセンターストライプも加わり、いかにも「F40 LM」のようなレーシングモデルを彷彿させるようなデザインはハイセンスの一言。
過去これまで、全く目撃されることのなかった特殊な一台なだけに、もしかするとつい最近になってカスタムラッピング等を行ったのかもしれませんが、是非とも一度は生で拝見してみたいものです。

ちなみにフェラーリ「F40」は、同車創立40周年を記念して製造されたモデルで、「308GTB」や「288GTO Evoluzione」のコンセプトを引き継ぎ、改良に改良を重ねた排気量2.9L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力478psを発揮。
車両重量は1,100kgと非常に軽量であり、最高時速は324km/hにまで到達する、当時の市販車最速モデルとしても有名でした。

ちなみに、「F40」の生産台数は元々350~400台と言われていましたが、フェラーリは顧客からオーダーが殺到することを鑑みて、急きょ増産体制に。最終的には、約5年間製造し続け、生産終了までに1,311台が世界に販売されました。
そのため、世間では「F40」は”世界限定モデル”という言葉を耳にしますが、実際のところは”市販車両”という意外な面を持っています。
なお、日本には正規輸入で59台、その内ストラダーレモデルは58台、コンペティツィオーネモデルが1台という割り振りとなっています。

Sort of a theme here ⛩ #F40 #againnotstock #imokwithit

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Reference:autoevolution