ポルシェ・次期「911(992)」のティーザー画像が公開に。プラグインハイブリッドの登場も示唆

2020-05-26

先日、ポルシェの2019年最新モデル「911(992)」のリヤデザイン(しかもプロダクションモデル)がリークされましたが、今回早くも同車のティーザー画像が公開されています。
カモフラージュデザインに身を纏い、インテリアは公開されていませんが、スタイリングはもちろんのこと、各種パーツデザイン等完成しプレビュー準備が進められている「911(992)」。

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今回のモデルについて、911モデルラインディレクターのAugust Achleitner氏は、「992はEVスポーツカーではないが、最近はエンジンの変化を遂げることが明らかとなっている。その一つにプラグインハイブリッド(PHV)バージョンが存在し、スペック的には最高出力485hp、最大トルク761Nmを発揮する可能性がある。そして、100%エレクトリックモデルは10年間は登場しないと思われる」とプラグインハイブリッドモデルの登場を示唆。


そして、ポルシェの心臓部ともいえるステアリング操作においても、いずれは自律走行システムを導入するとして、「992」には搭載されなくとも、いつかはドライバーレスの時代に浸食される日が刻々と進んでいるのも事実(走りを重要視するポルシェも時代の流れには逆らえない?)。

なお、次期型「911(992)」に搭載されるエンジンは、アップグレードされた排気量3.8L 水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載する「911ターボS」がラインナップされる予定で、「911GT2RS」のハードウェアを流用しながらも最高出力630psを発揮するとの噂も。
その直下のグレードとなる「911ターボ」においても、600psを発揮する可能性があるのだとか。
その他には、アルミニウムと高強度鋼を用いたMMBプラットフォームを採用することで、重量を削減。
車体サイズとしても、全長はほぼ同じながらも、車幅を広く、全高を低くするよりスポーティなスタイリングを実現する模様。

今回公開されている「911(992)」は、来月より開催のスイス・ジュネーブモーターショー2018では公開されないものの、8月に開催予定のパリ―モーターショー2018にて、「911(992)カレラ2S/4Sクーペ」が発表される予定となっています。

Reference:motor1.com