ホンダ「アコード・タイプR」?!Hondataが2Lターボエンジン搭載し過激チューン【動画有】

2020-05-26

国産スポーツモデルのカスタムを多く手掛けるチューナのHondataが、ホンダのミドルサイズセダン「アコード」を過激にチューン。
今回Hondataが行ったのは、「アコード」に搭載されるハイブリッドエンジンを完全に取っ払い、ハイパフォーマンスモデル「シビック・タイプR」に搭載されるような排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンへと移植するというダイナミックなカスタム。


Hondataがベースチューニングした2.0Lターボエンジンは、最高出力255ps、最大トルク370Nmを発揮し、トランスミッション6速MTとなりますが、チューナー曰くトランスミッションはオーダー次第で10速ATに変更することも可能なのだとか(っというか、販売するつもり?)。
既に過激ともいえるこのチューニングエンジンですが、同チューナーのとしては、「シビック・タイプR」よりも過激なエンジンと、それに見合った最適な足回りとなる「アコード・タイプR風」を提供していきたいとコメントしており、信頼性も高くエミッションに対応していることから、十分な使用領域にあると説明。

ちなみに、ベースチューニングよりも一段階上のステージ2チューニングにおいては、最高出力255ps→291ps、最大トルク370Nm→511Nmと更にパワーアップ。
基本的にはECUソフトウェア変更のみでの対応が主体となるため、要望に応じてデチューンすることも可能ですが、ここまで過激なパワーを持つともなれば、加速性能においては「シビック・タイプR」よりもずば抜けた性能を持っていそうです。

【FlashPro 2.0 Turbo Honda Accord – Stage 1 & 2 Preset Tunes】

Reference:autoevolution

「シビック・タイプR」をライバルとする刺客
関連記事:あの600馬力仕様のトヨタ「CH-R」がニュルに挑戦。FF最速の「シビック・タイプR」がライバル?(2017/11/6投稿)


先日、アメリカ・ラスベガスにて開催した世界最大級の自動車アフターマーケットパーツショー・SEMAショー2017にて、トヨタのコンパクトSUVモデルとなる「CH-R(FF仕様)」が登場しましたが、この個体がドイツ・ニュルブルクリンクにてFF最速記録を打ち立てる可能性があるとして、近日中にその記録に挑戦することが判明。

ベースとなるモデルは、排気量1.8L 直列4気筒エンジン+電気モータを搭載するハイブリッドモデル(駆動方式は前輪駆動(FF))となりますが、この個体をR-TunedがVVT-iエンジンとトランスミッションを完全スワップし、しかも新型のカスタムターボシステムにて23psiブーストすることで最高出力600psを発揮(チューンアップにより、加速時に1.2Gの制動力と1.7Gの横方向荷重がかかる)。
0-100km/hの加速時間は驚異の2.9秒となります。

なお、R-Tuned仕様によってスワップされたパワートレインは、排気量2.4L 直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力は上述の通り600ps、パワープラントには5速マニュアルトランスミッションとウィロースプリングが設けられ、マクラーレン「650Sスパイダー」やポルシェ「911GT3RS」、日産「GT-R Nismo」よりも速い個体と言われています。

ちなみに、今回カスタムされた「CH-R」がライバルとする個体は、現FF最速王者のホンダ「シビック・タイプR(純正)」の7分43.8秒となっています。
同車は、排気量2.0L 直列4気筒VTECターボエンジンを搭載し、最高出力320psを発揮するハイパフォーマンスモデルですが、この個体はあくまでも純正の市販車ですし対象とするモデルは明らかに異なっていますが、あくまでも「CH-R」は市販&純正に拘るのではなく、”FF最速モデル”を目標に今回のラップタイムに挑むとされています。