ランチア「ストラトス」がジュネーブに向けて搬入。デザインは8年前と全く同じ?【動画有】

2020-11-14

明日より開催のスイス・ジュネーブモーターショー2018にて、ランチア・新型「ストラトス」が遂に登場。

今回、そんな新型「ストラトス」が本モーターショーへと搬入されるシーンが動画にて公開されていますが、基本的なデザインは8年前に僅か1台のみ製造されたモデルとほとんど同じですね。

「ストラトス」は、イタリアの自動車メーカ・ランチアが1973年から1978年に492台のみ製造したスポーツモデルとなりますが、今回はManifattura Automobili Torino(MAT)とNew Statos Gbrの共同開発により誕生するとのことで、世界限定25台のみ製造されます。

※Manifattura Automobili Torino(MAT)は、アメリカが生み出したハイパーカーモデルScuderia Cameron Glickenhaus「SCG003」や欧州のハイパーカーモデル・アポロ「IE(Intensa Emozione)」、そして最高出力5,000psを発揮する「デヴェル16」を開発したメーカ。


今回発表されるランチア・新型「ストラトス」は、ベースとなるフェラーリ「F430スクーデリア」のプラットフォームやエンジン等をそのまま流用する形となり、それ以外の外装パネル類をMATが約700万円の費用にて製造(つまりは、外観は完全オリジナルの新型「ストラトス」で、中身はフェラーリ「F430スクーデリア」)。

パワートレインは、排気量4.3L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力510ps→550psを発揮するとのことで、8年前に製造された「ストラトス」よりもパワーアップ。

なお、AutomotiveNewsEuropeによると「機械的及び制御装置の改造」により、最高出力600psまでチューンアップすることも可能なのだとか。

なお、今回の新型「ストラトス」では、ベースとなる「F430スクーデリア」と比較してホイールベースを200mm短くし、フロントエンドも一部切断。

価格については、9,350万円からのため、オプション等も含めると1億円超えは確実と言えそうです。

新型「ストラトス」の詳細については、明日3月6日の夕方以降にプレビュー予定となっています。

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Reference:motor1.com