マクラーレンとリシャール・ミルがコラボ。「マクラーレン・セナ」をイメージした高級腕時計をジュネーブにて公開

2020-05-26

明日より開催されるスイス・ジュネーブモーターショー2018にて、マクラーレンと高級腕時計メーカのリシャール・ミルがコラボした特別な腕時計を公開することに先駆け、腕時計と思わせる奇不思議なティーザー画像を公開しました。
今回公開されているティーザー画像では、具体的な時計のデザインを確認することはできませんが、マクラーレンからの情報によると「マクラーレン・セナをイメージした特別な腕時計である」と説明。


「マクラーレン・セナ」は、同社のアルティメットモデル「P1」の後継として、世界限定500台のみ販売された希少モデル。
車名についている”セナ”とは、今は亡きF1ドライバであるアイルトン・セナの名に冠したスーパースポーツモデルとなりますが、この個体は先代モデルとなる「P1/P1 GTR」よりも優れた性能を持ち、更に速い走行性能を持つと言われています。
「マクラーレン・セナ」のスペックとしては、排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載するノンハイブリッドタイプで、最高出力800ps、最大トルク800Nmを発揮(内燃機関だけであれば、マクラーレンのラインナップ史上最強のパワーを発揮)。

車体重量としてはカーボンファイバ等の高剛性且つ軽量パーツを多用することで1,198kgを実現しており、これはマクラーレンの3座シートモデル「F1」の1,140kgに次いで2番目に軽いモデルとなります。
パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間は2.8秒、0-200km/hが6.8秒、ゼロヨンの加速時間は9.9秒、そして最高時速は340km/hに到達するなど、世界トップクラスの加速性能を誇ります。

今回公開される高級腕時計は、同車のようにカーボンファイバパーツを流用するのかどうかは不明ですが、間違いなく軽量仕様で、価格帯においても数千万円相当のものと推測。
なお、マクラーレンはリシャール・ミルが無名の時代に「F1」をモチーフにした初の腕時計「RM50-03トゥールビヨン・スプリットセカンド・クロノグラフUltralight McLaren F1」を制作済み。

マクラーレン曰く「両社が高い評価と贅を得て、技術の最先端を目指す一方、卓越性と希少性を追求しています」と説明していて、前回のコラボモデル以上に高い技術力を持った最高品質のモノが登場することが期待できますが、一体どのようなデザインで登場するのかとても気になるところですね。

Reference:autoevolution