価格は1億円。レトロデザインのRUF(ルーフ)・新型「CTRイエローバード」最終形態がジュネーブMSにて明らかに

2020-11-14

本日より開催のスイス・ジュネーブモーターショー2018にて、ポルシェ専門チューナのルーフ(RUF)がレトロな新型モデル「CTR・イエローバード」の最終生産モデルを公開。


今回公開された新型モデル「CTR」は、1987年に販売された通称「イエロー・バード」と何ら変わりはなく、いかにもポルシェ「930」をイメージさせるレトロチックなデザインとなっています。

しかし、この個体は特別なカーボンモノコックを使用しており、フロントクラッシュ構造と一体化されたロールケージはスチール製となっていて、更には軽量素材を多数採用したことにより、車体重量は僅か1,200kgを実現。

ホイールは、19インチの鍛造アルミホイールを装着し、サイズはフロントが245/35R19、リヤが305/30R19となっています。ブレーキはカーボンセラミック・ブレーキを採用。

パワートレインについては、「911」ベースとしたRUF製の排気量3.6L 水平対向6気筒ツインターボエンジンを”リヤ”に搭載し、最高出力710ps/6,750rpm、最大トルク880Nm/2,750rpmを発揮します。

トランスミッションは、新開発の6速マニュアルトランスミッションを搭載し、駆動方式は後輪駆動のみとなります。

パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間は3.5秒未満、0-200km/hは9秒、そして最高時速は何と360km/hにまで到達します。

なお、この個体は世界限定僅か30台のみの生産となっており、車両本体価格は驚異の約1億円となっています。

関連記事:ほんとに?ジュネーブにて、ルーフがレトロな新型「CTR」を公開【動画有】(2017/3/8投稿)

Reference:CARSCOOPS