これマジでV10か?ランボルギーニ「ウラカン・スーパートロフェオEVO」がモンツァにて咆える【動画有】

2020-05-26

イタリア・モンツァサーキット場にて、昨年ランボルギーニが発表したハードコアレーシングモデル「ウラカン・スーパートロフェオEVO」がテスト走行を実施。
ほぼフルスロットル状態でのテスト走行だと思われますが、ダウンフォースを強化するレーシングシャーシビルダーのダラーラ・エンジニアリングによって創られた空力ボディキットと、何といっても強烈過ぎるV10サウンドが、サーキット場内にこだまします。


パワートレインとしては、排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力はスーパートロフェオと変わらずの620psを発揮。
駆動方式は後輪駆動で、トランスミッションは6速シーケンシャルシフトトランスミッションを搭載して、最高時速は280km/hにて電子的にトップスピードを制限しています。

他のレーシングモデルを圧倒する程のスタイリングとスペックを持つこの個体は、「本当にV10エンジンなの?」と疑問を持ってしまう程にサウンドが凄まじいのですが、しかし官能的なそのサウンドは正しくレーシングモデルでしか奏でることのできない奥深さがあり、非常に聴きごたえのある動画となっています。

【2018 Lamborghini Huracan Super Trofeo EVO SCREAMING V10 Sounds @ Monza Circuit!】

Reference:Zero2Turbo

関連記事:ランボルギーニの最新レーシングモデル「ウラカン・スーパートロフェオEVO」を発表。価格は2,820万円から(2017/9/21投稿)

ランボルギーニのモータースポーツ部門である「ランボルギーニ・スクアドラ・コルセ」のシンボルマークであるトリコロールファイティングブルを描く最強のチーム「THE EMPEROR Racing」が、昨日ランボルギーニのレーシングモデル「ウラカン」のティーザー映像を公開しましたが、本日、正式に「ウラカン・スーパートロフェオEVO」という名称にて発表しました。
この個体は、全体の空力効率を向上させながら、以前のモデルと同等以上のダウンフォースを維持することを目的に、様々な改良を加えながらも空力パッケージを採用。

同社は、前モデルとなる「ウラカン・スーパートロフェオ」を超えることを目標に、ダラーラ・エンジニアリング社と共同開発し、抗力を低減しながら安定性を向上させる新たなカーボンファイバーボディキットを開発。

その他には、フロントスプリッターやフラットフロア、リヤディフューザーを覗き、全てのコンポーネントが”完全に再設計”されており、ランボルギーニの新たなる可能性を生み出すための改良が積み重なった「ほぼ最新モデル」といっても良さそうですね。

なお、「ウラカン・スーパートロフェオEVO」は、上記の改良とルーフハッチの追加により、前モデルよりも”耐性が8%低下”しているも、モンツァサーキットでのラップタイムは1分43.3秒を記録しており、前モデルよりも1.5秒速い結果となっています。

パワートレインは、排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力はスーパートロフェオと変わらずの620psを発揮。
駆動方式は後輪駆動で、トランスミッションは6速シーケンシャルシフトトランスミッションを接続。
最高時速は280km/hにて電子的にトップスピードを制限しています。

なお、「ウラカン・スーパートロフェオEVO」は、来年春に開催するランボルギーニ・スーパートロフェオ・シリーズに出場予定で、それ以外にもグランツーリスモ・チャンピオンシップにてエンデュランス・レースとGTカップカテゴリーの両方にも参戦するとのこと。

価格については、本国だと2,820万円から、アメリカは3,540万円からとなっており、現行の「ウラカン・スーパートロフェオ」を所有しているオーナーについては、新たな空力パッケージが購入できるオプションを設けているとのことです。

【Lamborghini Huracan Super Trofeo Evo】