その名も「BT62」。ブラバム・オートモーティブが5月2日に新たなモデルを発表【動画有】

2020-05-26

元F1ドライバでお馴染みのデビッド・ブラバム氏が、自身の名前を用いた新たな自動車ブランド「ブラバム・オートモーティブ」による最新モデル「BT62」が遂に世界初公開されます。
26年ぶりにブラバム・ブランドとして登場する最新モデルは、5月2日に登場することが確定。


今回登場する「BT62」は、1961年に始まったF1チームの伝統を引き継いだ名前であるとして、ジャック・ブラバム氏とロン・タウナラック氏が設計・製造を共同にて行い、更には2つのファウンダ・イニシャルをシャシーナンバリングコードに適用させると言われています。

ちなみに、「BT」の知名度が本格的に向上してきたのは1963年の開幕戦モナコGPから投入されたの「BT7」からで、ブラバムがF1レースにて優勝した最初のF1チームでもあります。
その後、世界選手権で優勝を果たしたF1カーとしてモータースポーツの歴史を作りだした「BT19」や、「BT46B」といったファンカーは、ゴードン・マレー氏の独創的なデザインを用いて作られたモデルとなっています。
そして「BT52」はF1世界タイトルを獲得した最初のターボチャージャーカー。

なお、F1で3度のタイトルを獲得したジャック・ブラバム氏の三男で、1990年と1994年にF1に参戦し、GT選手権やル・マン24時間耐久レースといった大きな舞台で活躍したマネージングディレクターのデイビッド・ブラバム氏によると、「BT62」は洗練された車両でありながら、広範囲なエンジニアプログラムを盛り込んだ先進的なモデル、とのこと。

まだまだ具体的なスペックについては不明ですが、ユーティリティー車両(SUVやハッチバック)分野からは離れ、ニッチな市場へ参入擦る可能性が高く、フェラーリやランボルギーニ、ないしはロータスといったスパルタンなスポーツカー/スーパーカーを対象としたモデルとして登場する可能性が高そうです。

【Brabham Automotive | Brabham BT62 engine note teaser video】

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Reference:motor1.com