中身はレクサス?!ハイブリッド仕様の2001年式BMW「3シリーズ」が90万円にて販売中【動画有】

2020-05-26

2001年モデルとなるBMW「330i」のエンジンにレクサスのエレクトリックユニットをドッキングさせてしまったクレイジーモデルが中古車サイト・Craigslistにて約90万円から販売中。
今回販売されている「330i」は、通常の直列6気筒自然吸気エンジンに加えて、レクサスのハイブリッドモデル「GS450h」の電気モータを供給し、EV特有のトルクフルな立上りと静けさ、そして圧倒的なコストパフォーマンスを実現した貴重な一台となります。


ハイブリッド仕様となった「330i」の最高出力は330hp以上発揮するとのことで、おまけに後輪駆動&レクサスのトランスミッションを搭載したことにより「バーンアウト」モード?も搭載しているのだとか。

バッテリパックは、エンジンベイとリヤシートの下に設置されていて、2つのモジュールを除いた2台にはシボレー「ボルト」のユニットセルを使用し、総容量は28kWhとなります。
残念ながら、充電の互換性については言及していないものの、シボレー「ボルト」に使用していた充電ユニットを使用すれば問題無しと男前の説明。
もちろん、足回りについても回生ブレーキが採用され、燃料ゲージメータのバッテリが充電していくアニメーションディスプレイなどもしっかりと搭載されています。

その他には、リヤ・リミテッド・スリップ・ディファレンシャル機能やサスペンション・システム、「M3」から得たパフォーマンスパーツ等も装着され、スポーティさを向上させています。

【Launch with LSD】


【E46 conversion 0-60】

Reference:autoevolution

こんなクレイジーモデルも!
関連記事:BMW「M6」のV10エンジンから6ロータリーにスワップ。クレイジーな高回転型800馬力仕様に(2017/10/8投稿)

BMWのMスポーツ「E63 M6」のV10エンジンからマツダ・6ロータリーにエンジンスワップしたクレイジーな個体が登場。
この個体は、南アフリカのチューナーであるAJレーシングがカスタムしたもので、エンジンはKiwiReによって一本化。

元々のスペックとしては、排気量5.0L V型10気筒エンジンを搭載し、最高出力507ps/7,750rpm、最大トルク520Nm/6,100rpmを発揮。0-100km/hの加速時間は4.6秒にて到達するハイパフォーマンスモデルとなっていますが、敢えてこのエンジンから2ローターエンジンの13Bのハウジングを繋ぎ合わせて、エキセントリックシャフトを制作し、高回転型のエンジンに載せ替えた模様(これは中々に変態な構成)。

ちなみに、6ロータリーエンジンを搭載したことにより、最高出力は507ps/7,750rpm→800ps/9,000rpmへと向上。
エキゾーストサウンドも、ロータリーサウンド特有の甲高いものに変化しています。

もちろん、カスタムしたのはエンジンだけでなく外観においても大きく変化しています。
フロントを確認していくと、エンジンフードにダクトを設けブラックペイント化し、フロントヘッドライトにはカーボンパーツを装着。
フロントスプリッターが何ともスポーティな印象を与えます。

足回りについては、専用スポーツサスペンションや10ピストンフロントブレーキ、19インチブラックペイントのカスタムホイール、イエローブレーキキャリパーを装着しています。

リヤには、空力抵抗を改良した大型リヤウィング、大口径エキゾーストパイプを装着することで、ダイナミックさを強調しています。

内装はもはやコメントの必要はなさそうですね。
ここまで実用性を完全無視すれば非常に気持ちが良いです。

【6 Rotor BMW M6 Engine Swap ( Rotary BMW, Videos and Build Progress pictures )】