パガーニ「ウアイラBC/ウアイラ・ロードスター」がリコール。バッテリ不具合で始動できない?!

2020-05-26

先日、アメリカの米国運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration)がフェラーリ「488GB」をブレーキ管理システムに関する不具合によりリコール発令しましたが、今度はパガーニの2017年モデルとなる「ウアイラBC」と「ウアイラ・ロードスター」のリコールを発令しました。


今回リコールの対象となるモデルは、上記2モデルで対象台数は僅か16台となります。
リコール内容としては、バッテリに不具合があるとして、車両を始動させるための電力供給が不足し、最悪の場合、車両が動かない恐れがあるとのことですが、残念ながら現時点では対策品が開発されておらず、いつ頃対象モデルが回収されるか不明になっています。

「ウアイラ」と言えば、「ゾンダ」の後継モデルとして2012年に登場し、ボディのほぼすべてがカーボンファイバにて製作されています。
パワートレインは、排気量6.0L AMG製V型12気筒ツインターボエンジンを搭載(アストンマーティン「DB11」に似たもの)し、最高出力730psを発揮。
なお、2016年に発売されたハイパフォーマンスモデルの「ウアイラBC・クーペ」は世界限定20台のみ製造され、最高出力は755psを発揮。オープンタイプの「ウアイラ・ロードスター」は、ただ単にルーフがオープンになっただけでなく、車体重量もクーペよりも軽量化され、最高出力も764psへとアップグレードされた究極の一台となります。

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Reference:CARSCOOPS