ランボルギーニが2025年から2030年までに第4のモデルを販売予定。シューティングブレーク風?

2020-05-26

ランボルギーニが、2025年から2030年の間に第4のモデルを追加する計画をもっている模様。
同社は、2017年に「アヴェンタドール」や「ウラカン」とは異なるスタイルを持つスーパーSUV「ウルス」を販売スタートし、このモデルが想像以上の売行きとなり、2019年末までに販売台数を2倍(約7,000台)にする予定となっています。


これについて、ランボルギーニCEOのステファノ・ドメニカリ氏の説明によると、全く新しいモデルを考えていると説明。
次なる新モデルの導入においても、ランボルギーニが安定した企業へと成長するために、「アヴェンタドール/ウラカン/ウルス」とは全く異なるスタイリングを持つと言われていますが、現時点では未だ決定していないとのこと。

スタイリング的には、2ドアクーペタイプのシューティングブレークないしはクロスオーバー風のスポーツモデルではないかと推測しますが、パワートレインについてもダウンサイジングターボとして登場するのか、ハイブリッドモデルとして登場するかも不明となっています。

Reference:CARSCOOPS

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以前、ランボルギーニのSSUVモデル「ウルス」が発表され、そのデザイン性の高さとスペックの高さからオーダーが殺到。
納期は不明ながらも2年待ちは十分に有り得そうですが、今回これに続く実用性を加味した4ドアモデル「エストーケ」の予想レンダリングが公開に。
フロントエンドのデザインを確認していくと、ベースとなるのはフラッグシップモデルの「アヴェンタドールS」で、足回りも同車のフロント20インチ、リヤ21インチの異径タイプとなるディアンサスホイール。

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全体のスタイリングだけを見てみると、かなりシンプルな滑らかさを持つフレームですが、改めて感じるのは、「アヴェンタドール」のフロントデザインは全体的に刺々しさを纏ったスタイリングが似合うんだなぁと実感(反対に奇抜なデザインに見慣れたこともあってか、今回の「エストーケ」のデザインは非常に物足りなさを感じたり)。

リヤデザインも「アヴェンタドール」をベースとしたY型のリヤテールランプを採用していますね。
リヤディフューザー等のエアロパーツは設けられず、かなり落ち着いたデザインで、リヤマフラはデュアルタイプのマフラカッタを装着しています。

「エストーケ」は、2008年にモンディアル・ド・ロトモビルにて出展された4ドアスポーツサルーンタイプのコンセプトモデルで、「ガヤルド」ベースとなる排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力560ps、最大トルク540Nmを発揮。
シャシーは、アウディ「A8」にも採用のアルミニウムスペースフレームを共有しているため、ロングホイールベースを装備。
なお、現時点で「エストーケ」が市販化される話は浮上していませんが、今後モーターショー等でプロダクションモデルの出展も十分に考えられますが、こうしたモデルの需要が十分にあるかといわれると、ちょっとした疑問が生じるところではありますね。