世界限定150台、2億円超えのリマック「コンセプト・ツー(C_Two)」が僅か3週間で完売

2020-05-26

先日、スイス・ジュネーブモーターショー2018にて公開された究極のEVモデル・リマック「コンセプト・ツー(C_Two)」が、発表後僅か3週間にて完売したことが明らかとなりました。
この個体は、世界限定150台のみ販売され、価格帯としては約2.3億円とブガッティ「シロン」並み(150台ということで約340億円の売上げ)。
競合モデルとしては、テスラ「ロードスターⅡ」や栃木の人材派遣会社・アスパーク「owl(アウル)」といった電気自動車となります。


そんな「コンセプト・ツー」の最高出力は驚異の1,914ps、最大トルク2,300Nmを発揮するとのことで、前モデルとなる「コンセプト・ワン」よりも大幅なスペックアップとなります。

パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が1.85秒、0-200km/hの加速時間が4.3秒、そして最高時速は412km/hにまで到達します。
0-100km/の加速時間については、テスラ「ロードスターⅡ」が1.9秒、栃木発となる人材派遣・アスパーク「owl(アウル)」が1.92秒を記録していましたが、「コンセプト・ツー」が圧倒的な直線番長となりそうですね。

なお同車は、「コンセプト・ワン」同様に独自のモーターにて駆動され、フロントには1速ギヤボックス、リヤには2速スピードギヤボックスを搭載しています。
電子モータに供給されるバッテリには、巨大容量と言われる120kWhが設けられ、液体冷却式の熱管理システムを採用しているとのことで、トラック走行などでの高速走行条件時にて冷却効果を高める機能を装備しています。
なお、バッテリフル充電の状態での航続可能距離は650kmとなっています。

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Reference:Zero2Turbo