合計2,748馬力。3台のマクラーレン「P1」がドラッグレースバトル【動画有】

2020-05-26

昨年の秋頃にスイスにて開催された3way woking halo carにて、3台のマクラーレン「P1」がフルスロットルにてドラッグレースバトルを開催。
このドラッグレースイベントでは、以前にメルセデスベンツ「CLK GTR」やポルシェ「911GT1」といった希少モデル達がバトルを繰り広げ、現代モデルとしてはフェラーリ「812スーパーファスト」やランボルギーニ「アヴェンタドールS」とのバトル等、非常に豪華なラインナップとなっています。


今回登場のマクラーレン「P1」は、排気量3.8L V型8気筒ツインターボエンジン+電気モータを搭載し、システム総出力916ps、最大トルク900Nmを発揮。
パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間2.8秒、最高時速350km/hにまで到達します。

「P1」は、ニュルブルクリンク北コースにて、7分を切るアンオフィシャル記録を残すほどのスペックを持ち、ポルシェ「918スパイダー」とそん色ない走行性能を持つと言われましたが、直線バトルにおいては中々に未知な世界でもあるため、今回のドラッグレースバトルはかなり貴重なのではないかと思います。

【3x McLaren P1 doing a CRAZY AIRFIELD DRAGRACE !】

Reference:autoevolution

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スイスにて、とんでもないハイパーカー達が集いしドラッグレースを開催。
この動画では、フェラーリ「FXX K」を始め、マクラーレン「P1 GTR」「P1 LM」等といった上位グレードたちがこぞって加速しまくる動画。
その中でも大きく興味を引くのが伝説のスポーツカーともいえるポルシェ「911GT1」とメルセデスベンツ「CLK GTR」のドラッグレースバトル。

ポルシェ「911GT1」といえば、1996年のル・マン24時間耐久レースに参戦するために開発された「993」ベースのレーシングモデル。
しかも、ル・マン24時間耐久レースにて、いきなり総合2, 3位と上位を独占し注目を浴びた個体でもあり、ブランズハッチ4時間耐久レース以降は全戦全勝を飾った最強のモデルでもあります。
ただ、後のGT選手権においてメルセデスワークスの「CLK GTR」とのチャンピオンバトルでは未勝利に終わり、ある意味「CLK GTR」は強力なライバルで、今回のドラッグレースは、そのリベンジマッチになりそうですね。
パワートレインは、排気量3.2L 水冷水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力はランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ」と同じ640psを発揮。

一方の強力なライバルとなるメルセデスベンツ「CLK GTR」は、1997年FIA GT選手権専用に開発されたレーシング兼ロードカーで、ポルシェ「911GT1」とは目的の異なる個体となります。
この個体は、一般の購入も可能であった個体ではありましたが、AMGによって厳正に審査れた上で、プロのレーシングドライバによってドライビングレッスンを受けることが義務付けられていました(もちろんドライビングレッスンは有料)。
販売台数は僅か25台で、1999年当時の価格は日本円で約2.5億円。現在の中古車市場価格は約5億円超えとなっています(ただ、2009年のRMオークションでは謎の約8,000万円、約9,300万円にて落札という記録も残っている)。
パワートレインは、排気量6.0L V型12気筒エンジンを搭載し、最高出力612psを発揮。

いずれもハイパフォーマンスモデルの一台となりますが、約十数年ぶりのバトルはどんな結末になるのでしょうか?

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