8,000万円以上は確実?300km未満しか走行していないランボルギーニ「ディアブロGT」がオークションにて登場

2020-05-26

ランボルギーニのフラッグシップモデルでコンペティション版となる1999年式「ディアブロGT」がオークションにて出品されることが判明しました。
「ディアブロ」と言えば、今月アメリア島にて「ディアブロSE」も出品されることとなり、約4,600万円の予想落札価格が付けられていましたが、今回は更に希少なモデルで、世界限定80台のみ製造された内の最も低走行と言われた一台となっています。


「ディアブロGT」は、ランボルギーニが現親会社となるアウディ資本に入る前の最後のディアブロとして販売されたモデルで、パワートレインとしては、排気量6.0L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力583ps、最大トルク630Nmを発揮します。

この個体は、同社の中でも最もレーシングカーに近いモデルの一つで、ストリート・リーガル版よりも抜け出たインテリアと、極端なエアロパッケージを備えているも、アメリカでの販売又は使用されるための認可はおりませんでした。

今回出品される個体は、ドイツ医師のピター・ワーム氏が所有していたもので、この個体の他にも、「ディアブロSVR/ディアブロGTR」も所有するほどのディアブロ好き。
製造台数としては、12台目に作られ、約20年間所有していたにも関わらず走行距離はわずか275kmと超低走行。
付属品類にはカーボンファイバ製ブリーフケースを備えています。

インテリアは、ブラックのアルカンターラシートにセンターコンソールにはカーボンファイバパネルを装着。
やはりレーシングモデルをベースにしているだけあって、相当な軽量化を重視している模様。

なお、この個体は5月12日に開催されるモナコのRM Sotheby’sオークションにて登場予定で、予想落札価格は約8,000万円と言われています。

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Reference:CARSCOOPS