テスラ「モデル3」、1週間の生産台数が2,000台に到達。これから更に生産台数増加へ

2020-05-26

アメリカの100%電気自動車メーカ・テスラのエントリーモデル「モデル3」ですが、この個体の1週間の生産台数が2,000台に到達するとして、同社CEOであるイーロン・マスク氏から従業員への内部電子メールにて明らかとなりました。


以下は、イーロン・マスク氏から従業員に送った電子メール内容(っというか外部にリークしてますけど…)

”モデル3は、1週間で2,000台以上を生産することは困難と言われてきましたが、最終的には到達している。このまま計画通りに進めば、2,000台以上生産することが可能となる。

テスラの生産システム全体が、現在の確固たる基盤となっているが、「モデル3」を含めた「モデルS/モデルX」を含めると、1週間当たりのトータル生産台数は4,000台以上。
これは既に2017年分の生産台数の2倍となり、今年末にもなれば、昨年よりも少なくとも4倍近くの生産数を誇ることとなる。”と記載。

ただ、元々の計画では「モデル3」の1週間の生産台数は2017年末の時点で5,000台/1週間としていたため、まだまだ目標には程遠い部分はありますが、ようやくこの辺りからテスラの快進撃が始まると考えると「かなり時間がかかってしまったなぁ」という印象。これからテスラがどこまで成長することができるのか非常に気になるところではあります。

Reference:CARSCOOPS

関連記事:これ全部「モデル3」だぜ?テスラの工場をドローンが撮影、生産能力を更に拡大へ【動画有】(2017/12/24投稿)

アメリカにて電気自動車を製造・販売するテスラのエントリーモデル「モデル3」が、約40万台の受注を受けるも、今年の7月に生産をスタートしてから3か月が経過して僅か260台(9月単独で目標1,500台生産)しか生産していないことが明らかとなっています。
テスラはこの問題について、生産上のボルトネック(作業やシステムなどにおいて能力や容量などが低いこと)が生じているとのことから、生産台数が全く伸びておらず、この調子が続くとなると、約40万台目に納車する時期は350年後というとんでもない納期になってしまうことから、急ピッチにて生産能力を拡大しているとのこと(そんな納期が判明した時点で即キャンセルすることはもちろん)。

当初の「モデル3」の生産能力では、早くとも2018年末以降の納期になるとのことで、量産ラインの拡大を図ったとしても、現状としては2017年末までに1週間で5,000台の「モデル3」を生産し、2018年には約1万台が毎週生産される予定となっていましたが、明らかにスタート遅れとなってしまっている中での巻き返しは中々に難しく、オーダーキャンセルをするユーザーは増加中。

テスラは、今現在は急ピッチにて量産モデルの製造を続けていますが、ようやく生産体制が整ったのか、これをアピールする動画をドローンを用いて公開。
上の画像の通り、テスラ工場内にある駐車場にビッシリと詰められた個体は全て「モデル3」とのこと(こうして見ると、ホワイトのボディカラーが圧倒的に多い)。
2017年度に公開される総生産台数の発表はまだですが、遅れた分をどれだけ巻き返すのか非常に気になるところ。

【Tesla Factory Flyover – Fremont – 12/20/2017】