ポルシェ「911タルガ4S」に続き、アメリカにて「911GT3RS」が大破

2020-05-26

先ほど、イギリスにて73歳の男性ドライバが所有するポルシェ「911タルガ4S」がクラッシュした記事を公開しましたが、今度はアメリカにてマイアミブルーの「911GT3RS」が大クラッシュした模様。


事故後の情報によると、「911GT3RS」を運転していたドライバが過度なオーバースピードを出していたとのことで、これによりコントロール不能となりそのまま木々にクラッシュ。
フロントは完全に大破してしまい、ダウンフォースを発生する大型リヤウィングはスピン時に木々に接触して外れてしまったと思われますね。

かなりド派手にやらかしてしまった事故ですが、車内に乗っていた男性2人は何と軽傷程度で済んだとのこと。
事故の状態を見てみると、エンジンは特に大きな損傷はないと考えられますが、フロント部分や足回りは完全に修復不可能状態となり、ほぼ全取替えレベルの作業になることから廃車にする模様。
3,000万円近くする高額車両の大破は相当な痛手ともいえますが、まずはドライバの命に別状が無かったことが不幸中の幸いともいえますね。

ちなみに、「911GT3RS」のパワートレインは排気量4.0L 水平対向6気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力500psを発揮。駆動方式は後輪駆動となるため、中々操作するには難しいかと思われますが、かなり楽しい一台であることは確か。

Reference:autoevolution

関連記事:イギリスにて、73歳の男性がポルシェ「911タルガ4S」で事故。アクセルとブレーキの踏み間違いの恐れ(2018/4/7投稿)

 

イギリス・コルチェスターにて、ポルシェ「911タルガ4S」を運転する73歳の男性が、駐車場のレンガの壁を突き破り、フロントから地面へと落下する事故が発生しました。
BBCの情報によると、73歳の男性ドライバがアクセルペダルとブレーキを踏み間違えてしまい、更には運転中に他の作業もしていた可能性があるとして現在調査中とのこと。

この事故により、「911タルガ4S」のフロントバンパーやヘッドライト、フロントガラスは大きなダメージを受けていることから、相当な修理費用が発生するものと考えられます。
なお、男性ドライバは軽傷で済んだとのことですが、この事故によりコースを運転するための適性検査を行う必要があるとして、ドライバ・車両認可期間(DVLA)のもとでチェックが行われる予定となっています。

ちなみに、今回事故したポルシェ「911タルガ4S」は約1,400万円程の高額車両。
パワートレインは、排気量3.0L 水平対向6気筒エンジンを搭載し、最高出力420hp、最大トルク498Nmを発揮。トランスミッションは7速マニュアル又は有償オプションの7速PDKの何れかとなりますが、今回事故したモデルは7速PDK仕様となります。
なお、パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が4秒フラット、最高時速は300km/hにまで到達します。