一体何があった?ランボルギーニとザガートがコラボのオープンモデル「L595ザガート・ロードスター」が突如公開

2020-05-26

以前、アストンマーティンとのコラボを果たしザガートが、突如としてランボルギーニをベースとした「L595ザガート・ロードスター」を同社ウェブサイトにて公開。
今回公開されている「L595ザガート・ロードスター」は、2014年にConcorso d’Eleganza Villa d’Esteにて紹介された限定クーペモデル「5-95ザガート」のオープンタイプと思われます。


オープンモデルの画像については、上のサイドからの画像しか公開されていないものの、クーペモデルを忠実に再現したデザインであることが確認できます。

元々そこまで認知されていなかったこのモデルですが、ベースとなるモデルはランボルギーニ「ガヤルドLP570-4」で、ランボルギーニコレクターでも有名なAlbert Spiess氏によって委託されたワンオフモデルとなります。
パワートレインとしては、「ガヤルド」同様に排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力570ps、最大トルク537Nmを発揮します。

伝えるところによると、パフォーマンスとしては最高時速が325km/hにまで到達し、0-100km/hの加速時間は3.4秒とのこと。
今回ザガートのウェブサイトにて公開されたオープンモデルは、今年5月25日に開催されるConcorso d’Eleganza Villa d’Este2018にて公開予定となっています。

Reference:CARSCOOPS

関連記事:アストンマーティンのコラボモデル「ヴァンキッシュ・ザガート」にスピードスターとシューティングブレークモデルが登場(2017/8/16投稿)

アストンマーティンとザガートがコラボした限定モデル「ヴァンキッシュ・ザガート」に2モデルが新たに加わり、全部で4モデルがラインナップされることとなりました。
元々は、「クーペ:99台」「ヴォランテ:99台」だったのですが、ここに新たに追加モデルとして「スピードスター:28台」「シューティングブレーク:99台」が誕生。合計で世界限定325台が製造されることとなります。

「ヴァンキッシュ・ザガート」は、「ヴァンキッシュS」をベースとしたモデルで、排気量6.0L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力600psを発揮します。
今回より、新たにラインナップするシューティングブレークモデルは、スポーティなグランドツアラーに近いものがあり、ザガートのデザインアイコンであるダブルバブルサーフェシングとガラスインレイを用いた拡張ルーフを追加することで、シューティングブレークのスタイリングをより美しく描けるようになり、より実用性を高くしたモデルとなります。

一方でスピードスターは、オープントップモデルで、シートの延長線上にある流線形の「スピードハンプ」に、こちらもザガートのデザインアイコンであるダブルバブルサーフェシングを表現。
カーボンファイバ製ドアパネルを用いることで軽量化はもちろんのことボディ剛性を向上。

リヤデザインは、ザガートのイニシャル文字”Z”をイメージしたリヤベントメッシュもあり、非常に複雑でありながらもお洒落なデザインとなっています。
ちなみに、スピードスターモデルは世界限定28台のため即完売し、2018年には生産を開始する予定となっています。

ちなみに、今回追加された2モデルの価格は不明ながらも、基本価格となるクーペの約7,200万円よりは高額になると思われます。