フォーミュラE専用モデルのジャガー「I-TYPE 3」が公開。リヤウィングレスでエアロダイナミクスは向上
イタリア・ローマにて開催予定となるFIAフォーミュラEチャンピオンシップにて、ジャガーの最新レーシングモデル「I-TYPE 3」が公開されました。
この個体は、第2世代モデルとなる「I-TYPE 2」の後継モデルとして登場し、Spark Racing Technologiesによって生産され、電動バッテリーはMcLaren Applied Technologiesによって供給される予定となっています。
今回の新モデルからは、新型シャシーとバッテリーを搭載することで、全く新しいパワートレインを用いたレギュレーションの導入に成功。これにより、レース中の車両の乗換えが不要となるため、大きなタイムロスを防ぐことが可能となっています。
パフォーマンスとしては、最大システム総出力が340hpを発揮しますが、決勝レースの規定としては270hpに制限されるため、決勝まで勝ち上ったときにはデチューンを図ることとなります。
なお、最新モデルの「I-TYPE 3」では、大型リヤウィングを完全排除するため、走行性能に大きな影響を及ぼすのかと思いきや、フロントのエアロダイナミクスを大幅に改善したとのことで、従来モデルよりも格段に走行性能並びにダウンフォースが向上されているとのことです。
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Reference：autoevolution