アウディが新型「A6アヴァント」を発表。マイルドハイブリッド搭載、ファミリー向けにも適したラグジュアリーワゴン

2020-05-26

アウディより、新たな中型ステーションワゴンモデルとなる「A6アヴァント」が発表されました。
今回は、BMW「5シリーズ」やメルセデスベンツ「Eクラス・エステート」を競合としたモデルで、1か月前に発表された「A6セダン」よりも実用性を加味したトランクを備える等、ファミリー向けに徹した一台となっています。

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ただ、ファミリー向けとは言いながらもエントリーレベルのエンジンを搭載したグレードの抗力係数は僅か0.27と非常に滑らかで、実用性だけでなく走行性能においても充実した一台に。

足回りについては、21インチの大口径アルミホイールを装着し、豪華なSラインスポーツパッケージやヘッドアップディスプレイ、そして19スピーカーBang&Olufsenサラウンドシステム等の装備も可能となっています。

インテリアにおいては、フロント・リヤを広々と快適にし、「A6セダン」から引き継がれたデュアルタッチスクリーン(10.1インチと8.6インチディスプレイ)、12.3インチ・フルデジタル計器クラスターを備えたハイテクダッシュボードをパックします。

上記にも挙げたトランクルームにおいては、565L(20平方feet)の容量を備え、更には後席を40:20:40分割に折りたたむことが可能となり、最大1,680Lまでトランクスペースの拡張が可能となっています。

標準では電動式のテールゲート(及びトランク・コンパートメント)となっていますが、有償オプションでは、所有者が手を使わなくてもテールゲートを開くことができるセンサーコントロールを備えることが可能となっています。

アウディ「A6アヴァント」では、更なる実用性の向上を図るために、ネットシステムやダブルフック、テンションストラップを標準装備。
そして、テレスコピックバーとストラップを取入れたロード・セキュアリング・キットが搭載され、トランクエリアのカスタマイズセクションを作成することが可能となっています。

パワートレインについては、全てのグレードにマイルドハイブリッドが搭載されており、四輪駆動クアトロシステムにリンクされた7速Sトロニック又は8速Tiptronicへと介されます。
オプションのスポーツディファレンシャルには、コーナリング時にリヤホイール間で動力を伝達することが可能となっています。

Reference:motor1.com