究極のレーシングモデル・ランボルギーニ「ウラカン・スーパートロフェオEvo」がセパンレースにてデビュー【動画有】

2020-05-26

昨年9月頃、ランボルギーニのモータースポーツ部門である「ランボルギーニ・スクアドラ・コルセ」のシンボルマークであるトリコロールファイティングブルを描く最強のチーム「THE EMPEROR Racing」が、「ウラカン・スーパートロフェオEVO」を発表しましたが、今週末の土曜日に行われるマレーシアGPの本拠地であるセパンレース・スーパートロフェオアジアシリーズ第一ラウンドにて世界デビューします。


2014年モデル「ウラカン・スーパートロフェオ」のモデルに基づいており、ダラーラ・エンジニアリング社と共同開発し、抗力を低減しながら安定性を向上させる新たなカーボンファイバーボディキットを開発。これにより、スーパートロフェオよりもフルラップタイムでは2秒以上も時間短縮につなげることが可能となっています。

その他には、フロントスプリッターやフラットフロア、リヤディフューザーを覗き、全てのコンポーネントが”完全に再設計”されており、ランボルギーニの新たなる可能性を生み出すための改良が積み重なった「ほぼ最新モデル」といっても良さそうですね。

今回のEvoのデビューは、ランボルギーニ・スーパートロフェオの10連続シーズンを更新する新たな一台としてスタートとなっています。これまでスーパートロフェオが参戦してきたのは59か国・755人のドライバが世界中にて活躍してきました。
そして、スーパートロフェオが操作されたトータル時間は211時間、トータル走行距離は32,000km、トータルサーキット周回数は6,461周、タイヤトータル使用数は41,000本になります

なお、今後は5月の第一週末にはモンツァサーキット、北米シリーズではミッドオハイオ、そして11月にはバレルンガのワールドファイナルにて参戦予定となっています。

【The Lamborghini Super Trofeo – 10th Edition】

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Reference:CARSCOOPS