ある意味快挙?韓国・起亜「スティンガー」がフェラーリ「ポルトフィーノ」とマクラーレン「720S」に次いでレッドドット・デザイン賞を受賞

2020-05-26

毎年欧州市場にて、ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが選定を行っているレッドドット・デザイン賞。
この賞は、過去2年以内に製品化されたモデルのデザインを対象に、デザインの「革新性」や「機能性」「人間工学」「エコロジー」「耐久性」といった9つの基準から審査される非常に名誉ある賞で、自動車設計も含まれます。
同センターは、2018年の製品モデルを発表し、レッドドット・デザイン賞に選出されたモデルがフェラーリのエントリーモデル「ポルトフィーノ」とマクラーレンのスーパーシリーズ「720S」、そして韓国メーカ・起亜「スティンガー」の3車種となりました。


「ポルトフィーノ」と「720S」については、ここ最近更にデザイン性や品質面が向上している信頼性の高いモデルでもあるため、レッドドット・デザイン賞に選出されるのは納得かと思いますが、まさかここに韓国メーカ・起亜も選出されるとは予想外でした。

正直、品質面や機能性、更にはデザイン性においては特に良い話は聞かなかったので、今回の賞では完全にリストアップされないだろうと決めつけていましたが、想像以上の高品質でデザイン性の評価も高かったのでしょうね。

改めてこうしてデザインを見てみると、フロントグリルはBMWのキドニーグリルに見えてしまいますが、現地では相当な人気車種みたいです。

この他の賞としては、通常のレッドドット賞に起亜「Picanto」「Stonic」やBMW「6シリーズ」「X2」「i3」、現代自動車「コナ」「Nexo FCEV」、フォルクスワーゲン「T-Roc」「ポロ」、シュコダ「Karoq」、セアト「アローナ」、アルファロメオ「ジュリア」、日産「リーフ」、ボルボ「XC40」が選出。更に特別なBest of the Best賞にはフェラーリ「812スーパーファスト」と「FXX K Evo」が選出されています。

Reference:CARSCOOPS