知ってた?ブガッティ「シロン」にはリアルタイムで車両の状態監視してくれるリモート機能が搭載

2020-05-26

ブガッティの最新モデル「シロン」には、本車両に何か問題がなかったかをリアルタイムにて監視する機能が搭載されています。
しかも、「シロン」がどんなところに居ても、どんなに遅い時間であって24時間365日監視され、常に最適なコンディションを維持するための情報を提供し、すぐさま対処できる体制を整えています。

自動車メーカ・Alsatianの情報によると、車両の各種ユニットには何千もの監視するための遠隔測定システムを搭載し、それぞれのユニットがどのように適した数値を持つことができるかがわかります。
また、それらをリアルタイムにてブガッティの工場に送信し、明確な情報が伝達されると言います。


こうした特別な機能は、ブガッティ以外にもケーニグセグも搭載していますが、あくまでも追跡機能を保持しているだけで、明確にどのユニットに異常があるかなどの情報を送信することについてはブガッティだけになると言います。

ブガッティのシステム責任者であるNortbert Uffmann氏によると「ブガッティの遠隔測定システムは、接続された車とオーナーの情報を明確にすることで、ランニングコストを大幅に削減することが可能である」とのことで、しかもこのコネクト技術は、10年以上も利用可能であることも実証済みであるため、どんなに長期間所有していても、常に最高のパフォーマンスで走行できることを約束しています。

この遠隔測定システムは、シューボックスのような小さなアルミ製の装置として取り付けられていて、内部には、携帯電話の接続を介して本部へと返信する電子機器と無線送信器が内蔵されています。
こうした機能は、仮にブガッティ本部から約6,000km離れたペルシャ湾岸地域に「シロン」があったとして、同車のタイヤがバースト等をしてしまった場合、又は盗難等の被害を受けるような疑わしい動作が確認されたときには、すぐさまオーナーの携帯電話に情報が伝達され、更には本部へと連絡されるといったことも確認済み。

なお、この機能は実は2004年モデルの「ヴェイロン」から既に導入済みで、しかし最新モデルの「シロン」には、リアルタイムで全ての情報を送信するというアップグレード機能も備えるという意味では、どの自動車メーカでも実現できない独自の機能性といっても良いと思います。

Reference:motor1.com