レクサス・新型「ES」が北京MS2018にてワールドプレミア。「GS」よりも大きく、「LS」並みの乗り心地を提供する最強セダン【動画有】

2020-05-26

本日より開催の北京モーターショー2018にて、レクサスのミドルサイズセダン「ES」が遂にワールドプレミア。
レクサス「ES」は、第7世代に入った古参モデルとなりますが、今回のフルモデルチェンジにより新型フラッグシップセダン「LS」とフラッグシップクーペ「LC」の鋭いデザインを見事に取り込んだ、いわば良いとこ取りの4ドアスポーツセダンとなります。


以前にもお伝えした通り、レクサス新型「ES」では、現行「LS」にも採用のL(S)-finesseスタイリングを採用する注目の一台で、ドッシリとした車体に鋭いライン、アグレッシブなフロントグリルはまさに「LS」、そしてリヤデザインは「GS」を模倣しています。

レクサスは現在、北米市場を中心に「ES350」のパワートレインの詳細のみ提供(ハイブリッドモデルの「ES300h」の詳細は特に無し)。
このモデルのパワートレインは、排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力300hp、最大トルク355Nmを発揮します。
これは、前世代に比べて+28hp、最大トルク+19Nm向上させています。
トランスミッションは、より加速性能を向上させるために8速ATのみをラインナップします。

新型「ES」では、最新のNew Global Architecture-Kプラットフォーム(NGAK)を採用。
これは、前世代に比べてより高強度な鋼を採用し、更には重量も削減しています。
ねじり剛性は、新型「LS」採用のグローバルアーキテクチャLプラットフォームと同等で、最適な乗り心地を提供。

サイズ感としては、全長4,975mmと現行「GS」の4,914.9mmよりも長くなり、ホイールベースは前モデルよりも50mm延長され、車幅は45mm大きくなっています。

インテリアは、フラッグシップセダン「LS」のデザインを踏襲した12.3インチの大型ナビゲーションシステムとインフォテイメントディスプレイ、そしてセンターコンソールのリモートタッチは「LS/LC/RC/NX」にも採用のタッチパッド式となっています。
インテリアシートは、ほんの一部ですが本革にブラウンとヘッドライナーを融合させた全く新しいリッチクリームを採用。

こちらは待望のF SPORTグレード。
フロントのスピンドルグリルがメッシュ(網目)となり、エアインテーク周りにもメッシュを大胆に採用。こうして見ると「LS」のF SPORTグレードにより一層近くなりましたが、何よりもとにかくクールです。

真正面から見た「ES F SPORT」。
ワイド&ロースタイルのスポーツスタイルですが、ラグジュアリー感も掛け合わせた反則的なカッコよさです。

F SPORTグレードのインテリアはこんな感じ。
メタリックトリムを多く流用し、F SPORT専用のダークローズカラーを用いたスポーツシートは健在ですね。

シートにはところどころにブラックのアクセントが加えられ非常にスポーティです。

こちらは、新型「ES」に採用されているホイールデザイン。
上2つはベースグレードやversionLに採用のラグジュアリー志向のホイールデザインで、下2つはF SPORTグレード専用のスポーティ志向のホイールデザインとなっています。

なお、新型「ES」は今年後半に販売される予定で、価格等は未だ不明なまま。
より詳細な情報は近日中に公開される予定となっています。

【2019 Lexus ES | F Sport】

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Reference:motor1.com