迫力満点!世界一速いカメラカーのランボルギーニ「ウラカム」が遂に走りだす【動画有】

2022-06-29

先日紹介したランボルギーニ「ウラカン」に映画撮影用に搭載されたカメラカー「ウラカム」。
この個体は、世界一速いカメラカーとして紹介されましたが、今回オランダの撮影現場にて「ウラカム」が登場。
残念ながら今回の撮影では低速走行でしたが、近日中には高速走行する「ウラカム」が確認できるかもしれません。


ちなみに、この「ウラカン」が採用される前はアウディ「R8」やフェラーリ「FF」が検討されていました。特にその中でも4人乗り可能で安定した走行性能を発揮する「FF」が候補に挙げられていましたが、カメラの取外しや設置場所の変更が対応可能な個体には「ウラカン」が最も適していたとのこと。

今回搭載される「ウラカン」には、ハイエンドカメラ機能付きだけではなく、スーパーカーの性能と素晴らしいキャプチャリング機能を備えた特注モデルと言われています。
※なお、ブガッティ「シロン」の0-400km/h記録挑戦中に撮影用に使用されたもう一台の「シロン」は、カメラカーではなく追跡車両用として使用されていました。

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Reference:autoevolution

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ランボルギーニのエントリーモデルで、ベイビーランボとも呼ばれる「ウラカン」。
フロントエンドには、くさび形を纏ったデザインが非常に印象的でアグレッシブ。
パワートレインは、排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力610ps、最大トルク560Nmを発揮するハイパワーエンジンを持ちます。
そんなアグレッシブ且つハイパワーなスーパーカーが映画にて撮影されるハイパフォーマンスカーのスピードに追い付けるように「ウラカン」を採用しました。その名も「ウラカム(Huracam)」。

これまで採用された最も速いカメラカーは、「Need for Speed」にて使われたフェラーリ「458イタリア」でしたが、今回のカメラカーは、ハイエンドカメラ機能付きだけではなく、スーパーカーの性能と素晴らしいキャプチャリング機能を備えた特注モデルと言われています。

ただ、2つの機能性を備えるというのは非常に困難で、その中でもフロントフード内に搭載されたGoProカメラの設置は相当な苦労があった模様。
同社は、フレームとカメラの制御を上手く行うために、何か月もの開発を行い約5,600万円の費用を掛けたと言われています。
Incline Dynamic Outletの情報によると、重量感のあるカメラを搭載しながらも最高時速は323km/hにまで到達するとのこと。
※ブガッティ「シロン」等のようなハイパーカーの撮影が無ければ、今のところ世界最速のカメラカー。