レクサス「NX」納車後1か月インプレッション。見た目や試乗時との違いはどう?

2020-05-26

さて、レクサス「NX300h F SPORT」が3月23日に納車されてから早1か月が経過。
正直これといった細かいインプレッションもできていなければ、納車当日にオカマを掘られてしまい、そこからパーツ交換のためディーラに預けてはトヨタ「プリウス」での代車生活を2週間送っていたため、実質所有している期間は半月程となっています。
とは言いながらも、何だかんだでちょこちょこ走ったりはしていたので、雑感程度ではありますが、簡単なインプレッションを行っていきたいと思います。


まず、今回購入した「NX300h F SPORT」の外観について。
これは完全にデザインが私のツボだったので、マイナーチェンジ後すぐさま購入を決意。
「NX」は、Premium Urban Sports Gearをコンセプトに若年層を中心に販売されましたが、2017年のマイナーチェンジを経て、フロントフェイスが大きく変更されました。
具体的には、フロントヘッドライトが連なるタイプの三眼式からL形状を意識したヘッドライトへと変更。これにより、フロントフェイスの表情がより一層立体的となり、見る角度によっては、睨み付ける強さが異なります。

そしてここに追加された新たな要素が、シーケンシャルウィンカー(別名:流れるウィンカー)。
今後レクサスが標準的に採用していくであろうシーケンシャルウィンカーですが、この導入も食指を動かす大きな決め手になったと言えます。

あとはフロントのエアインテーク部。
これはF SPORTグレードとそれ以外で大きく変化しますが、F SPORTグレードのメッシュを用いたエアインテークが大口化され、スポーティな顔つきへと進化させています。この表情はマイナーチェンジ前の「NX」では表現できなかったレクサスの新たな技術だと思われます。

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サイドのスタイリングは、ロングでありながらも背は低いクーペタイプのSUVといった印象。
ルーフトップがストレートではなく、流線形を描くような滑らかなスタイリングがスポーティ且つ上品なデザインに仕上がっています。

かなり身の引き締まったスタイリングなので、車内は相当に狭いんじゃない?といった印象をもち気味ですが、特にそのあたりの不安は無さそう。
身長182cmの私でも、ゆったりとした空間で安心しながら運転することができます(しかも助手席や後席に人を乗せていても特に狭いと感じたことは無し)。
車内空間のインプレッションについては、また後日記載していきたいと思いますが、こうした背の低いクーペタイプのSUVだからこそ、低重心を利用して際どいコーナリングでもちょっとしたオーバースピードでも問題なく進入することができます。

納車してから約1か月が経過し、走行距離にして約900km程走行しましたが、試乗時に体感した高速域でのコーナリングやアクセルレスポンス等の比較を行っていなく、なにぶん家庭を持った身として、ほとんどアクセルを踏むことなく常にEcoモードにて超安全走行中。
ぶっちゃけ、片道100km走ろうが200km走ろうが体の疲れは全く感じませんし、トイレ休憩を除けばぶっ通しで走り続けられるほどに車体の振動は全く感じられず、ハイブリッド特有の静かな走りが、車内の快適性を更に強めていきます。そういう意味ではちょっと眠気を誘うほどの安心した走り心地です。

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助手席や後席には大人や子供がよく乗ったりしますが、いずれもゆったりした姿勢で寛いでいますし、何よりも乗り物酔いの激しい同乗者達が、全く酔わずに長距離運転でも安心して乗り続け、時にはぐっすり眠っている姿を見ると、「この車を買って良かったなぁ」とうれしく思う瞬間でもあります。
同乗者の感想としては、全く酔わず、脚も伸ばせるしシートも適度な硬さで座り心地はグッドとのこと。

今はまだこの程度のざっくばらんなインプレッションしか記載できませんが、今後は一つ一つの機能についても触れていきたいと思います。